AutoScale:Webサイト+VM、週末スケジュール、AutoScaleの履歴の対するスケジュールのアップデート
3週間前、クラウドサービスに対するAutoScaleスケジュールサポートをリリースしました。今回、Webサイトと仮想マシンに対するAutoScaleスケジュールサポートも追加しました。平日または週末によって異なるタイムスケジュールルールが設定できる機能も導入する予定です。
Webサイトと仮想マシンに対するAutoScaleタイムスケジュールサポート
クラウドサービスのように、仮想マシンおよびWebサイトのScaleタブにいくと、新しいSet up schedule timesボタンがあります。
AutoScaleのスケジュールは、クラウドサービスと同じように、Webサイトおよび仮想マシンでも動作します。
すべての時間で同じようにスケール調整することもできますが(No scheduled timesを選択)、“Set up schedule times”ダイアログをクリックすると、時間帯に応じて異なる実行を行うスケールルールを設定できます。
上記のダイアログを使用してその日の開始と停止の時間を定義したら、メインのScaleタブに戻って、各時間セグメントに対して異なるルールが設定できます。例えば、以下では、平日はWebサイトに対して2~5の小さいVMを実行させるようにルールを設定しています。私はAutoScaleがVMのCPUの割合に応じてきっちりとした数でスケールアップおよびダウンさせたいと思っています。
しかし、夜に同じ数のVMを実行したくないので、AutoScaleを1~3のVMだけに設定します。これを行うには、“Week Day”から“Week Night”にドロップダウンを変更して、異なるルールセットを編集し、Saveをクリックします。
これにより、時間帯に応じて、異なるポリシーやルールを非常に簡単に設定できるので、ピーク時にはパフォーマンスを向上させ、オフピーク時にはお金を節約することができます。
AutoScaleの履歴
以前、Scaleタブでインスタンス数グラフをサポートしていたので、サービスに対するアクション履歴が確認できました。今回のリリースでこのグラフを改善し、すべてのインスタンス間でのCPU使用率の合計が表示されるようになりました。
つまり、1つのインスタンスを持っている場合CPUの合計は0から1になりますが、インスタンスが3つの場合0から3になります。これを使ってロール全体に渡る負荷合計の感覚をつかんだり、AutosSaleによるパフォーマンスの良さを確認したりすることができます。
最後に、AutoscaleActionに対する操作ログエントリも改善しました。特定のスケールアクション時に有効だった設定を含む、サービスをスケールするために使用されたスケジュールだけが表示されます(ActiveAutoscaleProfileというセクションにあります)。