SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

実例で学ぶASP.NET 4.5 Webフォーム 新機能活用法

ASP.NET 4.5の「Scaffolding(スキャフォールディング)」機能を試す(前編)

実例で学ぶASP.NET 4.5 Webフォーム 新機能活用法 第6回

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コード生成

 生成する準備ができたところで実際に生成してみましょう。まず、MRRS_Scaffoldingプロジェクトを右クリックし、コンテキストメニューから「追加」→「Scaffold...」を選択します(図6)。

図6:「Scaffold」メニュー
図6:「Scaffold」メニュー

 すると、「Add Scaffold」ダイアログが表示されるので、そのまま「Add」ボタンをクリックします(図7)。なお、ドロップダウンリストの選択肢は現在表示されている「Web Forms pages with read/write action, using Entity Framework」のみとなっています。

図7:「Add Scaffold」ダイアログ
図7:「Add Scaffold」ダイアログ

 次は「Add Web Forms Pages」ダイアログが表示されますので、ここで生成元となるクラスなどを選択します(図8)。「Model class」にはLocationクラス、「Data context class」にはMRRSContextクラスを指定し、「Add」ボタンをクリックします。

図8:「Add Web Forms Pages」ダイアログ
図8:「Add Web Forms Pages」ダイアログ

 以上の手順を行うとコードの生成が行われます。主に生成されるのは以下の2つです。

  • CRUDに対応したViews\Location\Insert/Default/Edit/Delete.aspxファイル(図9)
  • MRRSContextクラスのDbSet<Location>型のフィールド(リスト3)
図9:生成されたCRUD画面用aspxファイル
図9:生成されたCRUD画面用aspxファイル
リスト3 DbContext派生クラスに生成されたフィールド(Models\MRRSContext.cs)
using System;
using System.Data.Entity;

namespace MRRS_Scaffolding.Models
{
  public class MRRSContext : DbContext
  {
    public DbSet<MRRS_Scaffolding.Models.Location> Location { get; set; }
  }
}

次のページ
生成コードの動作確認

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
実例で学ぶASP.NET 4.5 Webフォーム 新機能活用法連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 高野 将(タカノ ショウ)

<個人紹介>新潟県長岡市在住の在宅リモートワークプログラマー。家事や育児、仕事の合間に長岡IT開発者勉強会(NDS)、Niigata.NET、TDDBCなどのコミュニティに関わったり、Web記事や書籍などの執筆を行ったりしている。著書に『アプリを作ろう! Visual C#入門 Visual C# 2017対応』(日経BP社、2017)など。<WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/7491 2013/11/26 14:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング