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Office 365入門

Office 365でオンプレミスからクラウドへエンドユーザーを移行する手順

Office 365入門 第3回

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Office 2010の場合

 [ファイル]-[開く]-[インポート]を選択します(図5)。

図5 Outlook 2007のメニュー
図5 Outlook 2007のメニュー

 選択すると、インポート/エクスポートウィザードダイアログが表示されます。

メールボックスのエクスポート

 インポート/エクスポートウィザードで[ファイルにエクスポート]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします(図6)。

図6 インポート/エクスポートウィザード
図6 インポート/エクスポートウィザード

 [個人用フォルダファイル(.pst)]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします(図7)。

図7 インポート/エクスポートウィザード2
図7 インポート/エクスポートウィザード2

 [個人用フォルダ]を選択し、[サブフォルダを含む]にチェックを付けて[次へ]ボタンをクリックします(図8)。

図8 インポート/エクスポートウィザード3
図8 インポート/エクスポートウィザード3

 エクスポートファイル名と場所を指定後、完了ボタンをクリックします(図9)。

図9 インポート/エクスポートウィザード3
図9 インポート/エクスポートウィザード3

 最後にパスワードを設定するダイアログが表示されますので、入力後OKボタンをクリックします(パスワードは入力しなくともOKボタンは押せます)。

 OKボタンをクリックするとエクスポートが実行されます。エクスポート時間はメールデータの容量に依存します。

 以上でメールボックスのエクスポートの設定は完了です。

仕分けルールのエクスポート

 仕分けルール使用している方はエクスポートが必要です。仕分けルールは枠組みだけエクスポートとなり、仕分けによる受信フォルダ設定は解除されます(インポート時に再設定が必要です)。

 仕分けルールと通知ダイアログを表示させ、[オプション]をクリックします(図10)。
 

図10 仕分けルールと通知
図10 仕分けルールと通知

 オプションダイアログの[仕分けルールをエクスポート]をクリックします(図11)。
 

図11 仕分けルールとのエクスポート
図11 仕分けルールとのエクスポート

 エクスポートファイル名と場所を指定後、完了ボタンをクリックします(.pstファイルと同じ場所に保存することを推奨します)。
 

 後は、OKボタンをクリックしダイアログを閉じるだけです。以上でエクスポート作業は完了です。

 以上で、Outlookからオンプレミスで使用していたデータをすべてエクスポートできます。

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト ナオキ(ナオキ)

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook

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