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イベントレポート(AD)

85%の開発者がネイティブモバイルアプリが最善と回答
C++言語でもモバイル開発が可能に

モバイル開発の現状を斬るエンバカデロ製品担当ディレクター ジョン・トーマス

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C++でもiOS向け開発をサポート

 エンバカデロが提供する方法は、マルチデバイス対応のネイティブ開発。既に2013年4月からDelphi言語においては、モバイル開発をサポートしているが、今回C++でもこれを実現した。

図5 単一のコードベースから複数デバイス向けネイティブアプリを開発

 「世界でも最も人気のあるプログラミング言語の一つがC++です。日本でも大変人気があります。標準のC++言語を用いたiOS向け開発がいよいよ可能になるのです」

 C++Builderを使ったモバイル開発は、従来WindowsやMac向けにビジュアルな操作でアプリケーションを開発してきたのと同じように、コンポーネントのドラッグ&ドロップが基本だ。

 モバイルアプリでは、画面サイズや縦横の向きの違いによって、レイアウトが異なってくる。C++Builderでは、これに対応するために、レイアウトマネージャやアンカーといった仕組みを提供している。また、操作性の異なるスマートフォンとタブレットで、それぞれ別のUIを表示させるようにすることもできる。

図6 ビジュアル環境でモバイルアプリを効率的に開発

 ドラッグ&ドロップで設計画面に配置したコンポーネントは、プロパティを変更することでその外観や動作を変更できる。コンポーネントに対してなされた操作に対応するコードは、イベントハンドラに記述する。ここで使用するコードは標準のC++だ。つまり、モバイルアプリにおいても、C++の既存のコードを使ったり、豊富なライブラリを利用することが可能になるのだ。

図7 その場で作成したアプリをすばやく実機で実行してみせた

 C++Builderで開発したアプリは、即実機に転送して実行することができる。ソースコードレベルでのデバッグも可能だ。将来的には、Androidにも対応し、単一のコードで、iOS、Androidの両方のモバイルデバイスに対応できるようになる。

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モバイル開発ではバックエンドとの接続も大事

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EDN編集部(イーディーエヌ編集部)

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