Webアプリケーションの作成
では、Webアプリケーションを作成してみましょう。
(1)play new
以下のように「play new」コマンドにアプリケーション名を指定し、任意のディレクトリで実行してください。コマンドを実行したディレクトリ下に、アプリケーションが作成されます。
play new <アプリケーション名>
今回は「C:\pleiades\work」ディレクトリに、「techApp」という名前のアプリケーションを作成します。
アプリケーション名を確認されますが、このままでOKなのでEnterを押下します。
次にアプリケーションの種類を選択します。今回は「Scala application」を作成しますので「1」を入力し、Enterを押下します。
以上で、Scalaアプリケーションのテンプレートが作成されました。作成されたアプリケーションは、次のような構成になっています。
techApp ├─app ……アプリケーションコード(Scala) │ ├─controllers │ │ Application.scala │ │ │ └─views │ index.scala.html │ main.scala.html │ ├─conf ……設定ファイル │ application.conf │ routes │ ├─project ……ビルドスクリプト │ build.properties │ plugins.sbt │ ├─public ……パブリック利用可能なリソース(JavaScript/CSS/画像) │ ├─images │ │ favicon.png │ │ │ ├─javascripts │ │ jquery-1.9.0.min.js │ │ │ └─stylesheets │ main.css │ └─test ……テストコード ApplicationSpec.scala IntegrationSpec.scala
(2)play run
それでは早速、動かしてみましょう。
作成したアプリケーションディレクトリ(techApp)へ移動し、「play run」コマンドを発行します。
「Server started」というログが出力されたら起動完了です。
コンソールに出力されているとおり、9000ポートで起動していますので、以下のURLにアクセスしてください。
スタートアップアプリケーションを起動することができました。
コマンドプロンプトから「Ctrl+D」を押下するとアプリケーションが停止します。