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Windows Azureを始めてみよう(AD)

チーム開発環境をワンストップで構築しよう
~Visual Studio Online

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(3)デプロイ

 デプロイ先がWindows Azureの場合は、自動デプロイすることができます。初期設定はWindows Azure管理ポータルから行い、初期値変更はVisual Studioから変更します。

 初期設定はWindows Azure管理ポータルからデプロイ先のWebサイトまたはクラウドサービスを開き、クイックスタートのソース管理の統合にある「ソース管理からのデプロイの設定」リンクから設定を行います。特に難しい設定はないので説明を割愛します。

Windows Azureからのデプロイ設定
Windows Azureからのデプロイ設定

 この方法でデプロイ設定を行うと、新しくビルド定義が追加され、ビルドのトリガーが「継続的インテグレーション」になるので注意してください。

 作成されたビルド定義をVisual Studioで開きます(チームエクスプローラのビルドに表示されます)。

追加されたビルド定義
追加されたビルド定義

 左側の「プロセス」を選択して表示される画面のうち、「7.Publishing -- Azure Cloud Service」と「8.Publishing -- Azure Website」が初期値を変更する箇所です。何も表示されていませんが、何も設定しない場合は初期値を使用することを意味します。

ビルド定義の設定箇所
ビルド定義の設定箇所

 初期値は次のようになります。

Windows Azureデプロイ設定箇所
項目名 初期値
Allow Upgrade True
Alternate Cloud Service Environment Staging
Alternate Cloud Service Name 配置先のサービス名
Alternate Deployment Label 配置先のサービス名
Alternate Publish Profile ServiceConfiguration.Cloud.cscfg
Alternate Storage Account Name (1)
Web Deploy Publish Profile .azurePubxml

 Alternate Storage Account Nameが空白(初期値)の場合(表中1)、ストレージアカウントは次の優先順位で使用するアカウントが決定されます。

  1. クラウドサービスと同じ名前のストレージアカウント
  2. 1以外のストレージアカウント
  3. ストレージアカウントが1つもない場合、新規にアカウントが作成される

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 上坂 貴志(株式会社ネクストスケープ)(ウエサカ タカシ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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