GNU AWKでCSVファイルを楽々あつかう組込変数FPATと、関数のインダイレクト呼び出し
► 「シェル芸」に効く GNU AWK処方箋 第3回 (月刊『シェルスクリプトマガジン 2014年12月号(Vol.20)』より転載)
AWKはレコードセパレーター(RS)に従いレコードを分割し、フィールドセパレーター(FS)に従いフィールドに分割する言語ですが、この手法ではCSVファイルでフィールド内にカンマを含むような場合に処理を行うことが困難でした。そこでGNU AWKでは新たに組込変数FPAT(フィールドパターン)というものを導入することで簡単に扱えるようになりました。今回はこの組込変数FPATを中心に解説していきます。
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斉藤 博文(サイトウヒロフミ)
最初にAWKと出会ってから○十年、AWKの魅力に取りつかれ、勢い余って「日本 GNU AWKユーザー会」を立ち上げています。会としてOSCなどのイベントにも出展しつつ、GNU AWKの開発も手伝っています。「USP友の会」では幹事役ですが、「シェル芸勉強会」にはほぼ毎回参加して一緒に勉強しています。
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