本記事の環境
本記事は以下の環境で開発を進めております。
- 開発OS:Windows OS(UnityはMac OSでも同様に開発可能)
- Unity:4.6
- 開発言語:C#
- IDE:Visual Studio 2013 + Visual Studio Tools for Unity(標準のMono Developでも可)
OSについてはWindowsを利用しますが、Macでも同様に開発可能です。IDEにVisual Studioを利用しますが、標準のMonoDevelopでもコードは変わりません。
サンプルプログラムは本記事開始時(第11回終了直後)のプロジェクトが「project_012_start.unitypackage」です。
音声素材の著作権の問題などがありますので、本記事終了後のプロジェクトはダウンロードできません。本書を読み進めるうえで、音声素材はフリー素材などを利用して動かしてみてください。
記事開始時点の状態にする
本記事の開始時点の状態から開発を開始する方法を紹介します。
project_012_start.unitypackageのダウンロード
project_012_start.unitypackageをダブルクリックすることで既存のプロジェクトにproject_012_start.unitypackageが読み込まれます。
新規プロジェクトで開始する場合は、新しいプロジェクトを作成したのち、上部メニューの「Assets」→「Import Package」→「Custom Package」でproject_012_start.unitypackageを読み込んでください。
IDEにVisual Studioを利用しない場合はImport時にUnityVSのチェックを外してください。
インポート時に失敗する場合インポートされるアセットの「C:」及びそれ以下のパッケージを除外してください。
以上で本記事開始時の状態のプロジェクトが開かれます。
音声ファイルについて
Unityは多くのオーディオフォーマットに対応していますが、音質にこだわる場合、Ogg Vorbisまたは無圧縮(wavなど)の形式で用意すると良いでしょう。その際、効果音などの短い音声は無圧縮の音声ファイルでもあまり問題になりませんが、BGMのような再生時間の長いファイルはファイルサイズに気を付ける必要があるでしょう。
本記事では、音声ファイルで良く使われるmp3ファイルで作業を進めて行きます。