APIの新規作成[1]
APIモードを有効にしたRailsアプリを新規作成します。Railsインストールまでの基本的な手順は連載第1回と変わりません。ここでは詳細な解説は省略し、実行する手順を列挙します。
Railsインストール手順
以下のコマンドを実行します。
mkdir rails5_sample_api cd rails5_sample_api bundle init rbenv local 2.3.1
Gemfileのgem "rails"
のコメントを外します。
# frozen_string_literal: true # A sample Gemfile source "https://rubygems.org" gem "rails"
以下のコマンドを実行します。
bundle inst --path vendor/bundle --job 4
[Tips]bundle installの省略形
bundle installコマンドは「bundle inst」と省略することが可能です。
RailsアプリをAPIモードで新規作成
Railsアプリのルートディレクトリ上で、以下のコマンドを実行します。
bundle exec rails new . --api
rails new
コマンドのオプションに--apiを付与すると、APIモードでRailsアプリを新規作成することができます。
新規作成されたapplication_controller.rbを確認してみましょう。
class ApplicationController < ActionController::API end
APIモードでRailsアプリを新規作成したので、継承元のクラスがActionController::Base
ではなくActionController::API
となっていることが確認できます。