会場運営もLINEをフル活用、Gateboxの展示も
同イベントの楽しみはセッションだけではない。展示会場ではセッションでも紹介されるWAVEやGateboxのほか、購入ごとに1ドリンクポイントが付与されたり、LINE Payで決裁ができる自動販売機「Tappiness(タピネス)」などの展示を予定。期待が高まる。
もちろんセッションの終了後は懇親会も予定しており、LINEならではの工夫をこらしたメニューも用意している。登壇者のほかにもLINEのエンジニアが多数参加するため、「LINEエンジニアと触れ合いたい人に来てほしい」と池邊氏は話す。
イベントはLINEのオフィシャルアカウントで管理される仕組みとなっており、受付処理はもちろん、タイムテーブル、会場構成、スライド、アンケートなどの情報もオフィシャルアカウントから配信されるという。「LINEを使ってイベント運営をするとこうなるということも体感できる」と池邊氏。LINEを使った新しいイベント運営の仕方を提示されるというわけだ。エンジニア向けイベントの企画担当者にとっても興味深いイベントと言えるだろう。
最後に、池邊氏、橋本氏に、CodeZine読者へのメッセージを伺った。
「LINEは多くのユーザーを抱えるサービスだが、未だに謎の集団が開発していると思われている印象がある。今回のイベントでは日本にも開発者はたくさんおり、その裏側では多くのエンジニアと共通の悩みを抱えて泥臭く仕事をしている。ぜひ、私たちのエンジニアリングに興味を持っている人に来てほしい」(池邊氏)
「私の話のメインはClova。LINEがAIにどういう方向性で取り組んで行くのか。ユーザーやデベロッパー向けにどういうプロダクト、サービスを提供していこうとしているのか。LINEが作り出す世界が多くのユーザーにとってワクワクするものだということを、この場に来て実感してほしい」(橋本氏)
詳細なプログラムはこれから発表される。池邊氏、橋本氏が語るように、LINEがこれから挑戦していく方向性、そしてそこで働くエンジニアの素顔が見られるプログラムとなるはずだ。見逃せないイベント「LINE DEVELOPER DAY 2017」。関心のある人は今すぐ応募しよう。
LINE DEVELOPER DAY 2017
コミュニケーションアプリ「LINE」をはじめ、LINEのさまざまなサービスにおける技術領域でのチャレンジや、社内の開発体制などを紹介する、エンジニア向け技術カンファレンスです。クラウドAIプラットフォーム「Clova」に関連した技術についても発表します。
開催概要
- 開催日時:9月28日(木) 10:00開場、18:35終了予定(イベント終了後、懇親会を開催)
- 場所:渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホール
- 参加費:無料
- 応募締切:9月5日(火)
- タイムテーブル・詳細