2005年に、デジタル素材のマーケットプレイスである「PIXTA」を運営するスタートアップとして創業した「ピクスタ」。2015年には東証マザーズへ上場するとともに、グローバル市場への進出を加速し、着実な成長を遂げている。しかし、その裏で、成長し続けるサービスを支える技術基盤を作り上げていく開発チームには、さまざまな試練が待ち受けていた。次々と浮上する、組織や技術の課題を自らの力で定義し、克服し続けられる技術集団へと成長していくためには何が必要なのか。本記事では、2013年より、ピクスタの技術面でのコンサルティングを手がけ、2019年より同社の技術顧問に就任した和田卓人氏と、ピクスタで開発部長を務める星直史氏、技術推進室で同社のサービスや開発プラットフォームを支える技術の「改善」に取り組んでいる後藤優一氏の対話から、そのヒントを考えたい。
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柴田 克己(シバタ カツミ)
フリーのライター・編集者。1995年に「PC WEEK日本版」の編集記者としてIT業界入り。以後、インターネット情報誌、ゲーム誌、ビジネス誌、ZDNet Japan、CNET Japanといったウェブメディアなどの製作に携わり、現在に至る。現在、プログラミングは趣味レベルでたしなむ。最近書いているの...
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