事例に関する記事とニュース
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2021/03/12
UX負債をためない! プロダクトの「小さなカイゼン」を継続するための3つのポイント
ChatworkのプロダクトマネジメントおよびPM(プロダクトマネージャー)育成のノウハウを、リレー形式で紹介する本連載。第4回となる今回は、プロダクトマネージャーの石田より「小さなカイゼンを継続するための仕組み作り」というテーマで、継続的なプロダクト改善を行うための活動をご紹介させていただきます。Chatworkでは以前、プロダクトの規模が拡大するにつれ、ユーザーからの改善要望に応えられない状態に陥りました。メインのプロダクト開発と日々の改善を両立する仕組みについて、「UX負債」の考え方など...
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2021/03/01
エンジニアがKubernetesを使いこなすには? インフラ専門の技術者集団grasysに聞く「攻めのインフラ」
クラウドでのコンテナ活用が進む中、そのコンテナオーケストレーションツールとして、大企業を中心にKubernetesの採用が拡大している。しかし、その名称は浸透しているものの、使いこなせる技術者はまだまだ少ない。Kubernetesはどんなアプリケーション、サービスのインフラ構築に向いているのか。活用するメリットや、運用構築の際に気をつけるべきポイント、活用の勘所などについて、先進的なKubernetes運用の知見を持つgrasysのCloud Infrastructure Division O...
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2021/02/24
リリースサイクルを高速化する「Quick PRD」とは? PM以外のメンバーも起案できる仕組み作り
ChatworkのプロダクトマネジメントおよびPM(プロダクトマネージャー)育成のノウハウを、リレー形式で紹介する本連載。今回は、プロダクトマネージャーの宮下より「プロダクトマネージャー以外がプロダクトについて提案するための方法」についてお伝えいたします。プロダクトマネージャーは、ユーザーの課題を見つけ「なぜこのプロダクトを作るのか」を社内に発信する一方で、社内のメンバーのプロダクトに対する思いをどう受け止めるかも重要です。Chatworkでは「Quick PRD」という仕組みを作り、一方通行...
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2021/02/18
プロダクト活用率をどう上げる? 使い続けてもらうためのユーザーとの向き合い方
よりよいプロダクトづくりには、顧客の声を反映し改善を進めていくことが重要。これは多くのプロダクトマネージャーや開発者、マーケター、カスタマーサクセスがわかっていながら、現実にはプロセスを確立する難しさを感じているのではないでしょうか。各チームの目標をそれぞれに追っても、共通のゴールを共有できていなければプロダクトの本質的な成長には結びつきません。マーケティングツール「ferret One」を提供するベーシックでもそんな課題を抱えていましたが、約半年間のプロダクト改善を経て契約継続率を2倍ほどに...
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2021/02/09
Go To Eatキャンペーンでの神対応はどのようにして生まれたか? Rettyのプロダクト開発と組織改革の裏側
4800万ユーザーを誇る、日本最大級の実名型口コミグルメサービス「Retty」。来店して気に入った人が店を紹介するというスタイルで急成長し、小さな個人店も含め70万店舗が掲載されるなど、順調にサービスを拡大している。特に2020年からのコロナ禍において、苦境にある飲食店を支援するために「Go To Eatキャンペーン」にいち早く対応。その迅速さと利用費無料が“神対応”と注目された。そんなRettyのプロダクト開発の現場ではどのように意思決定や業務連携が進められているのか。プロダクトマネージャー...
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2021/02/04
顧客の声を吸い上げ、プロダクトづくりに適切に活かすには? ヒアリングと共有の仕組みについて
よりよいプロダクトづくりには、顧客の声を反映し改善を進めていくことが重要。これは多くのプロダクトマネージャーや開発者、マーケター、カスタマーサクセスがわかっていながら、現実にはプロセスを確立する難しさを感じているのではないでしょうか。各チームの目標をそれぞれに追っても、共通のゴールを共有できていなければプロダクトの本質的な成長には結びつきません。マーケティングツール「ferret One」を提供するベーシックでもそんな課題を抱えていましたが、約半年間のプロダクト改善を経て契約継続率を2倍ほどに...
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2021/02/03
期間は6日間、LINEはいかにして新型コロナ対策全国調査を開発したのか
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する政策決定に役立てるため、LINEはLINEの月間アクティブユーザー8300万人(調査実施時点)に対して、全国調査を複数回にわたって実施してきた。最初の全国調査が実施されたのは2020年3月31日。なるべく早いタイミングで調査を実施することをミッションとしていたため、プロジェクトの立ち上げからリリースまでの時間はたった1週間と、驚異的なスピード感で実現したという。しかも2500万ユーザーから回答を集めることができた。このような仕組みがなぜ、短期間で実現できた...
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2021/02/01
複数のPMでも「健康的な意思決定」をするためのチームビルディングとは?
ChatworkのプロダクトマネジメントおよびPM(プロダクトマネージャー)育成のノウハウを、リレー形式で紹介する本連載。今回は、プロダクトマネージャーの北口より「チームビルディング」についてお伝えいたします。ここ2年程で、当初1名だったプロダクトマネージャーが7名になりました。そして全てのプロダクトマネージャーがChatworkという1プロダクトの顧客満足度を上げつつ、利益を最大化するため施策の企画・運用を行っています。このように、1プロダクトに対して複数のプロダクトマネージャーが同時に関わ...
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2021/01/28
国内No1登山アプリのプロダクトマネージャーは、コロナ禍でどのような行動をしたか?
2020年にコロナ禍で大きな影響を受けつつも、戦略をピボットし試行錯誤を続けることで、継続的な成長と過去最大のMAUを達成した登山アプリの「YAMAP」。プロダクトマネージャーの土岐拓未さんに、どのように考え、動き、成功に導いたかを詳しく解説いただきました。(編集部)
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2021/01/25
メルペイのUXリサーチャーに聞く、よりよいプロダクト作りのためのUXリサーチとは
メルペイは2018年よりUXリサーチャーを設置し、プロダクト作りのプロセスにUXリサーチを組み込んでいる。日本ではまだなじみのない職種であり、多くのIT企業ではプロダクトマネージャー(PM)がその役割を担っていることが多い。だがGoogleをはじめ、海外の先進的なIT企業では一般化している職種でもある。UXリサーチとは何か、UXリサーチにおける重要な考え方、陥りやすい課題などについて、メルペイのUXリサーチャー第1号として入社した草野孔希氏に話を聞いた。
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2021/01/18
プロダクトマネージャーはいつから必要? Chatworkに学ぶPMの設置と採用で意識すべきこと
現在「プロダクトマネジメント部」を置き、7名のプロダクトマネージャーが活躍しているChatwork。同社ではゼロからプロダクトマネジメント組織を立ち上げ、未経験者を採用育成しながら、プロダクトと組織を洗練してきました。本連載では同社のプロダクトマネジメントおよびその育成のノウハウを、リレー形式で紹介いただきます。第1回は、初代プロダクトマネージャー(PM)ともいえる代表取締役CEOの山本正喜さん。いわゆる「一人PM」から、専任のプロダクトマネージャーを設置するに至った経緯は、どのようなものだっ...
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2021/01/07
ゼロからのPM組織立ち上げ、組織改革でぶつかった壁――Chatworkのプロダクトマネージャー育成とは?
プロダクトの迅速な開発・改善が求められる中、「プロダクトに責任を持つ人=プロダクトマネージャー(PM)」に注目が集まっている。「顧客中心主義」に基づき、ユーザーやマーケットとコミュニケーションをし続け、同時にテクニカルチームと連携し、プロダクトを最適な形へ進化させ続けることがその役割だ。クラウド型ビジネスチャットツールを開発するChatworkでは、ゼロからプロダクトマネジメント組織を立ち上げ、試行錯誤を経て洗練された組織として確立させてきた。後編では、組織化する際の課題と乗り越え方、組織的な...
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2021/01/06
スタートアップにおけるプロダクトマネージャーの必要性、ChatworkのPM組織立ち上げに学ぶ
プロダクトの迅速な開発・改善が求められる中、「プロダクトに責任を持つ人=プロダクトマネージャー(PM)」に注目が集まっている。「顧客中心主義」に基づき、ユーザーやマーケットとコミュニケーションをとり続け、同時にテクニカルチームと連携し、プロダクトを最適な形へ進化させ続けることがその役割だ。クラウド型ビジネスチャットツールを開発するChatworkでは、ゼロからプロダクトマネジメント組織を立ち上げ、試行錯誤を経て洗練された組織として確立させてきた。前編では、その前段としてプロダクトマネージャーを...
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2020/12/25
「顧客の声を反映する」プロダクトづくりはなぜ難しい? 契約継続率2倍の施策に学ぶ、チーム連携の重要性
よりよいプロダクトづくりには、顧客の声を反映し改善を進めていくことが重要。これは多くのプロダクトマネージャーや開発者、マーケター、カスタマーサクセスがわかっていながら、現実にはプロセスを確立する難しさを感じているのではないでしょうか。各チームの目標をそれぞれに追っても、共通のゴールを共有できていなければプロダクトの本質的な成長には結びつきません。マーケティングツール「ferret One」を提供するベーシックでもそんな課題を抱えていましたが、約半年間のプロダクト改善を経て契約継続率を2倍ほどに...
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2020/12/22
小規模チームがプロダクトグロースさせるための施策とは? フォーム作成管理ツール「formrun」のPOに学ぶ
プロダクトを作り提供する過程にユーザーの声は欠かせません。カスタマーサクセスチームを置き、UXの見直しや改善に注力する企業も多くなってきました。顧客管理ツール「formrun」を提供するベーシックもその一つで、ユーザーからのフィードバックを適切にプロダクト改善に役立てることで、3年間でMRR(月間経常収益)を20倍に伸ばす急成長を遂げました。しかし、その改善は一筋縄ではいかなかったようです。小規模なチームの限られたリソースのなかでユーザーの声を拾い上げ、適切に改善を繰り返していく体制は、どのよ...
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2020/11/17
23年続く「FINDJOB!」がPerlからNuxt.js+Djangoへと移行、フルリニューアルの背景は?
IT・Web業界に特化した求人情報サイト「FINDJOB!」は、2020年9月1日にサービスのフルリニューアルを行った。その背景には、より利便性が高くユーザー体験に優れたサービスへと改善するという目的だけではなく、システムにおける「課題」を解消するという目的もあったという。旧「Find Job!」にはいかなる課題があり、リニューアルの裏側には開発メンバーたちのどのような努力があったのか。「FINDJOB!」の開発リーダーを務める佐々木義一郎氏とエンジニアの関祐輔氏に伺った。
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2020/10/01
AWS Fargateの活用事例――金融業界の繊細なセキュリティ課題をどう乗り越えるのか、マネーツリーに学ぶ
急成長中のスタートアップ企業は、多様なAWSサービスをどう選択・活用し、ビジネス課題を解決しているのでしょうか。本連載では、スタートアップ企業の中でエンジニアリングをリードしている担当者がそのアーキテクチャをひも解き、AWS活用術を紹介していきます。第6回はマネーツリーのDirector of Engineering セルジオ・アルコス・セバステイアン氏が担当、テーマは「セキュリティとプライバシー保護」です。記事の最後には、SAによるポイント解説もあります。(編集部)
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2020/09/25
あなたの技術で現場の「困った」を笑顔に! スモールビジネスにおけるfreeeのAPI活用事例
2020年初頭から拡大しているCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)は、企業のあり方を根底から変え始めている。リモートワークを始め、急激な方向転換に疲弊している現場も多い。特に、スモールビジネスは人員も限られており、これまでの業務のやり方を見直そうとしても、なかなかうまく進まないことも多い。そんな時に、力を発揮するのがSaaSだ。freeeが提供する「会計freee」「人事労務freee」は、初期投資が必要なく、導入も容易で、リモートワークを余儀なくされている現場の業務改善に役立っている...
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2020/08/24
カード業界の厳しいセキュリティと開発スピードをどう両立? Kyashに学ぶAWS活用
急成長中のスタートアップ企業は、多様なAWSサービスをどう選択・活用し、ビジネス課題を解決しているのでしょうか。本連載では、スタートアップ企業の中でエンジニアリングをリードしている担当者がそのアーキテクチャをひも解き、AWS活用術を紹介していきます。第5回はKyashでSREを担当する上原佑介氏が担当、テーマは「セキュリティ」です。記事の最後には、SAによるポイント解説もあります。(編集部)
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2020/04/23
「Snowflake」――クラウドネイティブ・データウェアハウスの衝撃【シリコンバレー直送便】
本連載では、米国西海岸はシリコンバレーから、旬なスタートアップの情報を厳選してお届けする。第4回では、クラウドネイティブデータベースを開発する「Snowflake」を紹介する。