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サーバーレスでAIシステム開発スタートダッシュ

OpenAI APIを使って議事録作成Botを作ってみよう!

サーバーレスでAIシステム開発スタートダッシュ 第3回

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OpenAI API keyの取得

 まずはOpenAI APIを利用するための最初のステップとして、OpenAIのAPI keyを取得しましょう。

1. アカウント登録

 まずはOpenAIのページからアカウント登録を行います。

2. 支払い方法の登録

 支払い方法の登録はSettingsメニュー内にあるBillingのページから行います。OpenAI APIの利用には料金が発生するため、料金体系は意識しておきましょう。料金は使用するモデルや入出力のトークン数によって変化する他、アップデートによって既存モデルの利用料金が変更されることもあります。

3. API keyの取得

 API keyはOpenAI APIを利用する際に必ず必要です。API keysページにある「Create new secret key」ボタンを押すとキーを作成できるので、内容をコピーして保存しておきましょう。

Slack Bolt for Python

 Slack Botを作成するにあたって、Slack Bolt for Pythonを利用します。まずはその導入と簡単な使用方法について説明しておきます。

 パッケージをインストールする為に、requirements.txtに以下を追記しておきましょう。

slack_bolt

 初期化手順は以下の通りです。

from slack_bolt import App
from slack_bolt.adapter.socket_mode import SocketModeHandler

# ボットトークンと署名シークレットを使ってアプリを初期化
SLACK_BOT_TOKEN = os.environ.get("SLACK_BOT_TOKEN")
SLACK_SIGNING_SECRET = os.environ.get("SLACK_SIGNING_SECRET")
app = App(
    token=SLACK_BOT_TOKEN,
    signing_secret=SLACK_SIGNING_SECRET
)
handler = SlackRequestHandler(app)

 SLACK_BOT_TOKENとSLACK_SIGNING_SECRETには、後ほど作成するSlack Appのページから取得できるトークンを入れ込みます。これで slack_boltを利用する準備が整いました。

 実際にSlackからのメッセージを受け取るには、以下のように関数にアノテーションを付けることで、イベントのリスニングを行うことができます。

@app.message("hello")
def message_hello(message, say):

 メッセージだけでなく、様々なタイプのイベントをリスニングすることができ、公式ドキュメントにはそれらの方法が記載されているので、ぜひ参考にしてみてください。

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株式会社ブリューアス AI-TEAM(カブシキガイシャブリューアス エーアイチーム)

 モバイルのアプリを中心にUI/UXデザインから開発保守まで、幅広い実績を持つ会社です。専門的な知識と豊富な開発経験を活かし、AIとサービスの統合を推進しています。 Brewus.inc

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/19051 2024/03/05 11:00

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