OpenAI API keyの取得
まずはOpenAI APIを利用するための最初のステップとして、OpenAIのAPI keyを取得しましょう。
1. アカウント登録
まずはOpenAIのページからアカウント登録を行います。
2. 支払い方法の登録
支払い方法の登録はSettingsメニュー内にあるBillingのページから行います。OpenAI APIの利用には料金が発生するため、料金体系は意識しておきましょう。料金は使用するモデルや入出力のトークン数によって変化する他、アップデートによって既存モデルの利用料金が変更されることもあります。
3. API keyの取得
API keyはOpenAI APIを利用する際に必ず必要です。API keysページにある「Create new secret key」ボタンを押すとキーを作成できるので、内容をコピーして保存しておきましょう。
Slack Bolt for Python
Slack Botを作成するにあたって、Slack Bolt for Pythonを利用します。まずはその導入と簡単な使用方法について説明しておきます。
パッケージをインストールする為に、requirements.txtに以下を追記しておきましょう。
slack_bolt
初期化手順は以下の通りです。
from slack_bolt import App from slack_bolt.adapter.socket_mode import SocketModeHandler # ボットトークンと署名シークレットを使ってアプリを初期化 SLACK_BOT_TOKEN = os.environ.get("SLACK_BOT_TOKEN") SLACK_SIGNING_SECRET = os.environ.get("SLACK_SIGNING_SECRET") app = App( token=SLACK_BOT_TOKEN, signing_secret=SLACK_SIGNING_SECRET ) handler = SlackRequestHandler(app)
SLACK_BOT_TOKENとSLACK_SIGNING_SECRETには、後ほど作成するSlack Appのページから取得できるトークンを入れ込みます。これで slack_boltを利用する準備が整いました。
実際にSlackからのメッセージを受け取るには、以下のように関数にアノテーションを付けることで、イベントのリスニングを行うことができます。
@app.message("hello") def message_hello(message, say):
メッセージだけでなく、様々なタイプのイベントをリスニングすることができ、公式ドキュメントにはそれらの方法が記載されているので、ぜひ参考にしてみてください。