Pipeline as Codeの実装からend-to-endテストを導入
そして杉野氏は、これまでやってきた取り組みを5つのステップに分けて順番に解説した。

1番目のステップは、Pipeline as Codeの実装である。TektonというCI/CDパイプラインを構築するCloud Nativeなオープンソースソフトウェアを利用した。
この段階では、最低限のPipeline as Code実装になっていたという。コード化したパイプラインを更新のたびにコードレビューして問題ないと確認したものを検証環境で試し、そこで問題が出なければ本番環境に適用することで品質を担保していたのだ。

「とはいえ、コードレビューで全ての問題が発覚するかというと、そんなことはありません。検証環境に入れてから問題が見つかることも当たり前のようにありました」(杉野氏)
そこで2番目のステップとして、CI/CDパイプラインに対するend-to-endテストを導入した。テスト専用の実行環境を用意しておいて、プルリクエストを起点にしてパイプラインをテストして、パスした場合のみコードをマージ可能にしたのだ。

このように、end-to-endテストを導入したことで、ほとんどの問題を確認できるようになり、安定性を向上できた。