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Developers Summit 2025 セッションレポート(AD)

快適なコミュニケーションを実現するために ──CPaaS×生成AIのコミュニケーションプラットフォーム戦略

【13-E-6】CPaaS×生成AIが実現する次世代コミュニケーション革命~システム統合からインテリジェント対話まで~ Vonageで実現する AI時代のコミュニケーションプラットフォーム戦略

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さらに快適なコミュニケーションを実現するAI活用

 それでは今後、CPaaSはどのように進化・展開していくのだろうか。Vonageでは「ネットワークAPI」の提供を大々的に打ち出しており、通信キャリアが持つさまざまな情報をAPI経由で提供できるようになることが紹介された。

 「ネットワークAPI」では、「どの地域がどのくらいトラフィックがあるのか=トラフィック状況」がわかるため、ユーザー側の混み具合に応じてトラフィックを制限するなどして、繋がりやすさをコントロールできるようになる。また、各国のレギュレーション情報もわかるため、これまで個別に行なっていたものを全てまとめて実施することができるようになる。

 高橋氏は「こうしたことが把握できると、非常にサービスをつくりやすくなる。たとえば、誰がどこで使っているのかがわかるため、認証のためにコードを送ることも不要になってくる。そうした世界を私たちは実現していく」と強調した。

 そして、注目すべきはやはりAI連携だろう。AIを用いた顧客の声の解析、音声認識や声紋認証などはもちろん、声からアルツハイマーなどの病気を診断するなど、AIを活用した新しいサービスの可能性があげられる。また、前述したようなシナリオ型ではなく、ナレッジベースを使った生成AIの活用も普及していくと考えられる。

 そこで重要なキーワードとなるのが「WebSocket」だ。双方向の通信を実現するためのプロトコルであり、VonageのCPaaSとOpenAIをWebsocketでつなぐことによって、不自然な「間」が空きすぎないリアルタイムでのコミュニケーションが実現するという。

 
「WebSocket」について

 高橋氏は最後にプレゼンテーションのまとめとして、CPaaS市場が年間30%の成長率で拡大していること、日本市場でVonageやInfobipといった主要プレイヤーが展開を強化していることに触れ、「さまざまなコミュニケーションのためのAPIを従量制課金で提供するCPaaSはこれからますます面白くなる。興味のある方はぜひ問い合わせてほしい」と力強く語り、セッションを終えた。

快適なコミュニケーションの実現のために!

 CPaaSに興味のある方、詳しいサービスの内容や、営業説明希望などが知りたい方は、KDDIウェブコミュニケーションズへお問い合わせください。また、今回事例として挙げたVonageの概要と各APIの特長や活用方法の詳細は、Vonageサービスパンフレットから資料請求できます。

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウ マミ)

エディター&ライター。児童書、雑誌や書籍、企業出版物、PRやプロモーションツールの制作などを経て独立。ライティング、コンテンツディレクションの他、広報PR・マーケティングのプランニングも行なう。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

井山 敬博(イヤマ タカヒロ)

 STUDIO RONDINOのカメラマン。 東京綜合写真専門学校を卒業後、photographer 西尾豊司氏に師事。2008年に独立し、フリーを経て2012年からSTUDIO RONDINOに参加。 STUDIO RONDINO Works

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