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[組込み開発入門] ロボットを作ろう

【第1回】組込みプログラムを動かそう

レゴマインドストームNXTでロボットプログラミング


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簡単なアプリを動かしてみよう(実行)

7.作成されたバイナリをNXTに転送

【注意してください】
以下の手順を実行すると、NXTのファームウェアの書換えも併せて行われます。
これについては、実行されるご自身の責任で行ってください。なお、ファームウエアを元の状態に戻したい場合は、NXTに付属する「NXTソフトウェア」の「NXTファームウェア更新」を実行します。
  1. ファームウエアモードにするため、NXT背面にあるボタンを5秒以上長押しします。
  2. 前面のエンターボタン(橙色のボタン)を押下します。
  3. 周期的にクロック音が聞こえることを確認します。
  4. NXTとPCをUSBケーブルで接続し、SAM-BAを起動します。
  5. 以下のような設定内容で接続し、「Script File」から「execute scriptfile」で、5.で作成したスクリプトファイルを選択、実行します。
  6. NXTのメニュー画面が表示されます。
  7. SAM-BAを終了します。
  8. USB接続を解除します。

8.サンプルアプリの実行

 NXTのメニュー画面から「RUN」(右矢印ボタン)を押下して、サンプルアプリを実行します。

9.動作

 タッチセンサをタッチすると車輪が正転し、3秒後に止まります。

最後に

 レゴマインドストームNXTのクロスコンパイル環境を構築し、簡単なアプリの作成、実行を行いました。組込み開発の「さわり」を体験していただけたかと思います。次回は、今回軽く触れたリアルタイムOSについて(oilファイルや、タスクなど)の説明を行いたいと思います。

参考URL

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この記事の著者

藤井 律行(フジイ ノリユキ)

(株)永和システムマネジメント所属。組込み・計測制御システム開発、Webアプリ開発を経て、現在は再び組込み開発に従事。元々はメカエンジニアで、かつてはコーディングより機械図面を引く方が速かった。チームマイナス6%会員。会社までの往復30Kmを愛車ビアンキ号で通勤する自転車人。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/3701 2009/03/16 18:53

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