旧バージョンのクラスライブラリを確認したい
投稿者:中 博俊 氏(中の技術日誌ブログ)
みなさんはMSDNライブラリのオンライン版を活用していますか? MSDNライブラリは、昔は各バージョン共通だったんですが、今はVisual Studioのバージョンにより分岐されています。
.NET Frameworkクラスライブラリのトップページは、実際には次のように分かれています。
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms229335.aspx http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms229335(VS.80).aspx http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms229335(VS.90).aspx http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms229335(VS.100).aspx
本稿執筆時点ではVisual Studio 2008が現役ですので、(VS.90)などがない場合にはVS.90が表示されるようになっていますが、Visual Studio 2010が発売される頃にはVS.100に変更されるのではないかなと思われます。ちなみにVisual Studioのバージョン名の対応は
- Visual Studio 2002:Ver7.0
- Visual Studio 2003:Ver7.1
- Visual Studio 2005:Ver8.0
- Visual Studio 2008:Ver9.0
- Visual Studio 2010:Ver10.0
となっています。
またこのurlの中にja-jpと言う文言がありますが、これja(日本語)-jp(日本国)という意味のロケールを意味します。ということは、これをアメリカのen-usに変更したらアメリカのMSDNがそのまま見られるのではないかと思いませんか?
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ms229335.aspx
その通りUSのサイトが表示されます。
一時期まではURL構造がUSとJAで違っていたのですが、最近は一本化されましたので、この記事はUSではどうなっているかを確認するのが非常に簡単になっています。
ちなみにMSDNライブラリのトップコンテンツの種類が日本では10なのに対し、アメリカでは12になっており、残念ながら翻訳されていない記事も多々ある状況です。日本語のMSDNライブラリだけでなく、英語の方のコンテンツも併せて見てみるとよいでしょう。