[2]Windowsストアアプリの名前を設定する
Windowsストアアプリを作成するためには、アプリの名前を設定し予約する必要があります。また予約するアプリ名は、ストア全体で一意にする必要があります。左ペインの[アプリの名前]を選択すると、アプリの名前設定ページが表示されます(図3)。
[アプリ名]に「NotificationSample」と入力し、[アプリの名前の予約]をクリックします。先述したとおりストア内で一意にする必要があるため、実際にサンプルを利用する場合は違う名前を設定する必要があります。また、すでに予約済みの名前を入力した場合は、エラーとなるため重複しない名前を選んでください。
[3]プッシュ通知に必要な情報を確認する
次にプッシュ通知に必要な情報を確認します。左ペインの[高度な機能]を選択すると、プッシュ通知とLive Connectサービスの情報画面が表示されます(図4)。さらに中央の[サービス認証]を選択してください。
サービスの認証情報が表示されます(図5)。ここで表示される、パッケージセキュリティID(SID)と、クライアントシークレットは、Windows Azureモバイルサービスの設定に必要となる情報です。
Windows Azureモバイルサービス側の設定
引き続き、Windows Azureモバイルサービス側の設定を行います。
[1]新しいテーブルを作成する
今回のサンプルで使用するテーブルを作成します。Windows Azure管理ポータルにログインし、モバイルサービス画面を開きます。モバイルサービス(注1)を選択し、画面上部の[データ]を選択したのち、画面下部の[作成]をクリックします。新しいテーブルの作成画面が表示されるので、テーブル名に「Message」と入力し、右下の完了ボタンをクリックします(図6)。他のパラメーターはデフォルトで構いません。
モバイルサービスが作成されていない場合は、前回記事を参考に作成してください。
[2]プッシュ通知情報を設定する
プッシュ通知に必要な情報を設定します。画面上部の[プッシュ]を選択するとWindowsアプリケーションの資格情報画面が表示されるため、クライアントシークレットと、パッケージSIDを設定します(図7)。これらの値は、図6で確認した値を設定してください。設定後、[保存]をクリックすれば完了です。
Windowsストアアプリの登録と、モバイルサービスの設定はこれで完了です。