地図の表示
実際に、igMapコントロールを配置し、簡単な地図を表示します。
<html> <head> <meta charset="UTF-8"> <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=edge,chrome=1"> <title>earthquakeMap</title> <!-省略(ここでjQuery, jQuery UI, Modernizr など先述のスクリプトを読み込んでいる。) --> <script type="text/javascript"> $.ig.loader({ scriptPath: 'Scripts/js/', cssPath: 'Scripts/css/', resources: 'igMap' }); $.ig.loader(function () { $("#earthquakeMap").igMap({ width: "700px", height: "500px", backgroundContent: { type: "openStreet" }, series: [{ type: "geographicSymbol", name: "worldCities" }] }); }); </script> </head> <body> <div id="earthquakeMap"></div> </body> </html>
上記のコードでは、igMapに対して主に以下のプロパティ設定を行なっています。
- backgroundContent:マッププロバイダーの種類
- series:マップの表示形式
マッププロバイダーの指定について、Open Street Mapを利用する場合はtypeに”OpenStreet”と設定するだけで利用することができますが、Bing MapsやCloud Made Mapsを使用する場合は、それぞれのサービスでアカウントを取得し、発行されたキーを下記のように設定する必要があります。
backgroundContent: { type: "bing", key: "sample123" }
また、今回は地震の分布をデータポイントとして表現したいので、seriesのtypeプロパティに”geographicSymbol”を指定し、表示形式を地図シンボルシリーズに設定しています。
ここで、一度保存したHTMLファイルをブラウザで表示すると、以下のように世界地図が表示されます。

続いて、表示範囲の絞り込みを行います。以下のコードをseriesプロパティ設定の後ろに挿入します。
windowRect: { left: 0.67, top: 0.32, height: 0.15, width: 0.15 }
Leftとtopの指定で表示する位置を決定し、heightとwidthの指定で表示する範囲を決定します。Heightとwidthは0~1の値を設定することができ、0に近づくほど拡大されていきます。以下の図のように日本近海が表示されました。
