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Android Studio 2で始めるアプリ開発入門

Android Studio 2による初めてのAndroidアプリ開発

Android Studio 2で始めるアプリ開発入門 第2回


Android Studioの画面構成

 最後にAndroid Studioの画面構成、および、ファイル構成、Androidアプリ開発の基本的な考え方について解説しておきます。

画面構成

 Android Studioで新規プロジェクトを作成すると、以下のように左右に2分割されています。

図31 Android Studioの画面構成
図31 Android Studioの画面構成

 左側がプロジェクトツールウィンドウ、右側がエディタウィンドウです。プロジェクトツールウィンドウでファイルをクリックすると、編集領域でそのファイルが編集できるようになっています。

プロジェクトツールウィンドウ

 プロジェクトツールウィンドウ上部にドロップダウンリストがあります。プロジェクト作成時は「Android」と表示されています。この状態では以下のようなファイル構成になっています。

図31 Androidビューでのファイル構成
図31 Androidビューでのファイル構成

 このドロップダウンを「Project」に変更してみます。

図31 Projectビューでのファイル構成
図31 Projectビューでのファイル構成

 表示されるファイル数がはるかに増え、ファイル構成もかなり違います。

 この状態で実際のファイル構成と見比べてみましょう。ファイルシステム(Windowsの場合はエクスプローラ、Mac OSの場合はFinder)でプロジェクトフォルダを開いてみましょう(プロジェクトツールウィンドウでHelloAndroidフォルダを右クリックし、Windowsの場合は「Show in Explorer」、Mac OSの場合は「Reveal in Finder」とすれば表示されます)。

 最初に表示されたAndroidビューよりもこのProjectビューのほうが実際のファイル構成に近いことが分かります。一方で、実際のアプリ開発で変更したり追加したりするファイルというのは、それほど多くありません。Androidビューはそういった開発に必要なファイルのみを表示するようになっています。ですので、実際の開発ではAndroidビューを使用し、必要に応じて他のビューに切り替えることをお勧めします。

Androidビューでのファイル構成

 再び、プロジェクトペインをAndroidビューに戻します。

 そのうえで、表示されているファイル構成について簡単に解説します。

 大きく、「manifests」「java」「res」の3フォルダに分かれています。

 まず、manifestsフォルダ中にはAndroidManifest.xmlファイルが格納されています。これはこのアプリの実行に必要な設定が記述されているファイルです。

 次に、javaフォルダですが、これは名前の通りJavaソースファイルが格納されています。

 Androidアプリ開発では、アプリの画面構成をxmlファイルに、処理をJavaファイルに記述します。このうちの処理を担当するJavaファイルを格納するフォルダです。

 なお、パッケージ右側に「(androidTest)」と記述されているのは、AndroidアプリをテストするためのJavaソースファイルの格納先です。

 最後に、resフォルダです。上述の通り、Androidでは画面構成をxmlファイルに記述します。そういった、xmlファイルやアプリで使われる画像ファイルなどを格納するのがこのresフォルダです(resはのresourceの略です)。

 画面構成のxmlファイルはres/layoutフォルダに格納します。

 res/drawableフォルダ、および、res/mipmapフォルダは画像を格納します。

 res/valuesフォルダには、アプリで表示する固定文字列(strings.xml)、画面のスタイル(styles.xml)、単位の定義(dimens.xml)を表すxmlファイルなどを格納します。

 なお、Gradle Scriptsノードについて補足しておきます。Android StudioではビルドシステムとしてGradleを使用していますが、そのビルドスクリプトは目的ごとにファイルが分かれ、配置ディレクトリも分散されています。それをまとめて表示してくれるのがこのGradle Scriptsノードです。

まとめ

 前回と今回の2回をかけて、Android Studio環境作成を行いました。次回以降、この環境を使い、様々なアプリを作成しながら、Androidアプリの作り方を紹介していきます。

 次回は、まず画面の作り方を解説します。

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 齊藤 新三(サイトウ シンゾウ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook <個人紹介>WINGSプロジェクト所属のテクニカルライター。Web系製作会社のシステム部門、SI会社を経てフリーランスとして独立。屋号はSarva(サルヴァ)。HAL大阪の非常勤講師を兼務。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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