Android Studioの画面構成
最後にAndroid Studioの画面構成、および、ファイル構成、Androidアプリ開発の基本的な考え方について解説しておきます。
画面構成
Android Studioで新規プロジェクトを作成すると、以下のように左右に2分割されています。
左側がプロジェクトツールウィンドウ、右側がエディタウィンドウです。プロジェクトツールウィンドウでファイルをクリックすると、編集領域でそのファイルが編集できるようになっています。
プロジェクトツールウィンドウ
プロジェクトツールウィンドウ上部にドロップダウンリストがあります。プロジェクト作成時は「Android」と表示されています。この状態では以下のようなファイル構成になっています。
このドロップダウンを「Project」に変更してみます。
表示されるファイル数がはるかに増え、ファイル構成もかなり違います。
この状態で実際のファイル構成と見比べてみましょう。ファイルシステム(Windowsの場合はエクスプローラ、Mac OSの場合はFinder)でプロジェクトフォルダを開いてみましょう(プロジェクトツールウィンドウでHelloAndroidフォルダを右クリックし、Windowsの場合は「Show in Explorer」、Mac OSの場合は「Reveal in Finder」とすれば表示されます)。
最初に表示されたAndroidビューよりもこのProjectビューのほうが実際のファイル構成に近いことが分かります。一方で、実際のアプリ開発で変更したり追加したりするファイルというのは、それほど多くありません。Androidビューはそういった開発に必要なファイルのみを表示するようになっています。ですので、実際の開発ではAndroidビューを使用し、必要に応じて他のビューに切り替えることをお勧めします。
Androidビューでのファイル構成
再び、プロジェクトペインをAndroidビューに戻します。
そのうえで、表示されているファイル構成について簡単に解説します。
大きく、「manifests」「java」「res」の3フォルダに分かれています。
まず、manifestsフォルダ中にはAndroidManifest.xmlファイルが格納されています。これはこのアプリの実行に必要な設定が記述されているファイルです。
次に、javaフォルダですが、これは名前の通りJavaソースファイルが格納されています。
Androidアプリ開発では、アプリの画面構成をxmlファイルに、処理をJavaファイルに記述します。このうちの処理を担当するJavaファイルを格納するフォルダです。
なお、パッケージ右側に「(androidTest)」と記述されているのは、AndroidアプリをテストするためのJavaソースファイルの格納先です。
最後に、resフォルダです。上述の通り、Androidでは画面構成をxmlファイルに記述します。そういった、xmlファイルやアプリで使われる画像ファイルなどを格納するのがこのresフォルダです(resはのresourceの略です)。
画面構成のxmlファイルはres/layoutフォルダに格納します。
res/drawableフォルダ、および、res/mipmapフォルダは画像を格納します。
res/valuesフォルダには、アプリで表示する固定文字列(strings.xml)、画面のスタイル(styles.xml)、単位の定義(dimens.xml)を表すxmlファイルなどを格納します。
なお、Gradle Scriptsノードについて補足しておきます。Android StudioではビルドシステムとしてGradleを使用していますが、そのビルドスクリプトは目的ごとにファイルが分かれ、配置ディレクトリも分散されています。それをまとめて表示してくれるのがこのGradle Scriptsノードです。
まとめ
前回と今回の2回をかけて、Android Studio環境作成を行いました。次回以降、この環境を使い、様々なアプリを作成しながら、Androidアプリの作り方を紹介していきます。
次回は、まず画面の作り方を解説します。
