参加メンバーとのふりかえり会の実施
打ち上げがしたかったのと、リーダブルコード全体のふりかえりや運営に関してフィードバックがもらいたかったのでふりかえり会を実施しました。book_readable_codeチャンネルのほうでメンバーに相談して、アドバイスをもらいながらふりかえりの内容を決めていきました。時間は90分間で、リーダブルコードのふりかえりは4項目を用意しました。
- 印象に残った章、内容
- リーダブルコードを読んで皆さんの実務や学習で活かせたことや気づきや学びに直結したこと
- 難しいと感じた内容
- これから読もうと思っている方へのアドバス (サラッと流していいと思うところ)
運営に関してのフィードバックは2項目を用意しました。
- 良かった点
- 提案点
読書会の主催を経験する前後での気持ちの変化
主催前
主催前は、「実務未経験の私が読書会を主催してもいいのだろうか。そもそも人集まるのかな」と漠然とした不安がありました。主催したからには、主催者は参加者からの疑問に答えられるようにしないといけないという先入観があり、それが読書会を主催するのにものすごく高いハードルになっていました。
主催後
実際に読書会を開催すると、毎回複数名の方が参加してくださっていたので、実務未経験を気にしていたのは自分だけだと気づきました。
また、告知の際に「初めて主催します」を押し出したことで、自分自身に過度なプレッシャーをかけずに済んだし、何より参加者の人たちが温かく見守ってくれて、進行にあたふたした時にはさり気なくフォローしてもらったおかげで「1人で全部完璧にやろうとしなくていいんだ、参加者の人にも頼って良いんだ」と思えました。
読書会を主催して一番大きな気づきは、雑談のテーマが技術書になっただけだと思ったら話しやすくなったことです。技術書が単なる堅苦しい参考書から思い出の本に変わり、親しみが出るようになりました。
次のチャレンジ
TECH PLAY 女子部で開催された読書会に参加した際、読む範囲ごとにSlackにスレッドを立てて、メンバー各自に感想やメモを書き込んでもらう進め方がいいなと思ったので新たな読書会を開催する時にやってみたいです。
また、その読書会では主催者の人が「リアルタイムに参加できなくても非同期でいつでもスレッドへのコメント歓迎です!」のような呼びかけをされていて、リアルタイムに参加できない人への気配りが素敵でした。色んな人がコメントしていて読書会のチャンネルが活発だったので、そのやり方を参考にしたいと思います。
おわりに
本記事ではオンライン技術書読書会の企画、準備、開催時に意識するポイントをお話しました。読書会をオンラインではじめたい人に、ぜひ覚えてほしいことは以下2点です。
- 小さく始める。自分ができそうだと思ったことから取り組んでみましょう。
- 完璧である必要はありません。悩んだら経験者や参加者に頼ってアドバイスを求めましょう。
初めて主催する読書会は、分からないことだらけでとても不安だと思います。しかし、読書会を主催することで、きっと誰かの技術書を読むきっかけ作りに一役買っていると思います。なので、進行と参加者が会話しやすい雰囲気を作ることに意識を向けましょう。この記事が少しでも手助けになれたらうれしいです。