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Curlで構築する長崎電子県庁システム(ポータル・スケジューラー編)(AD)

Curlで構築する長崎県電子県庁システム(ポータル・スケジューラー)
UIの向上と帳票

第2回

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デバッガ・ヘルプ

 さて、ここからはCurlの開発について少し紹介したいと思います。Curlには、Curl IDEをはじめとした、さまざまな開発支援ツールが充実しています。

デバッガ

 Curl IDEでは、ブレークポイントを設定することができます。デバッグ実行時には、このブレークポイントで処理がストップし、ステップ実行や実行途中の変数の中身を確認したり変更できます。デバッガを活用することで、バグの原因究明を早期に行うことができ、デバッグを効率的に行うことができるようになります。

ブレークポイントの設定
ブレークポイントの設定

ヘルプ

 Curlのヘルプの大きな特徴の1つに、多数のサンプルコードが掲載されている点があります。しかも、その場でコードを変更して処理の結果を確認できます。Curlには、膨大な数のAPIが存在しますが、簡単にAPIの機能確認を行うことができます。

ヘルプ
ヘルプ

プロファイラ

 Curlには、標準でプロファイルビューアというツールがあります。このツールは、関数単位で処理時間を計測できるもので、処理速度をチューニングなどの際に活躍します。

プロファイルビューア
プロファイルビューア

まとめ

 Curlは、ドラッグ&ドロップを取り入れてアプリケーションの操作性を格段にあげることができます。また、ローカルにあるファイルの読み書きや、Win32APIを直接呼ぶことができることがおわかりいただけたと思います。さまざまな開発ツールもアプリケーション作成を簡単にしてくれます。

 Curlに関する情報は、以前に比べてずいぶん増えてきたように思います。Curl RTE(ランタイム)とCurl IDEは無償で提供されているので、一度試されてみてはいかがでしょうか。

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この記事の著者

株式会社ドゥアイネット 前田慎治(マエダシンジ)

株式会社ドゥアイネットに勤務するプログラマーです。制御系から事務系まで様々な開発を経験し、現在はCurlやOpenLaszloを使ってRIAの開発を担当しています。OpenLaszloで開発した「スマートスケジューラー」http://www.dinss.jp/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/3331 2008/12/08 14:00

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