サーバーのセットアップ
インストールが完了したら、次はサーバーのセットアップです。Jazz チーム・サーバーを起動するには、C:\jazz\server\server.startup.batを実行します。コマンド・プロンプトが立ち上がって、以下の画面のように、最後の行に「情報メッセージ Server Startup in XXXXX ms」が表示されたらサーバーの起動が完了です(XXXXXは環境によって値が変わります)。停止するときは、C: \jazz\server\server.shutdown.batを実行します。
サーバーが起動したらJazz TEAM SERVER SETUP ウィザードを使ってサーバーの設定を行います。セットアップはブラウザから行うことができます。
ブラウザを起動して、URLに「https://localhost:9443/jazz/setup」を入力します。
以下のログイン画面で、ユーザーIDとパスワードの両方に大文字でADMINを入力し、[ログイン]ボタンをクリックします。
Jazz TEAM SERVER SETUPページで、[ファースト・パス・セットアップ]をクリックします。利用するデータベースを変更したり、メールによる通知機能を設定したりする場合は、[カスタム・セットアップ]を選ぶことができます。
[ファースト・パス・セットアップ]を選択すると、[4.ユーザー・レジストリーのセットアップ]になります。まずは、使用するユーザー・レジストリーのタイプを選択します。今回はデフォルトの[Tomcatユーザー・データベース]を選択します。
次に管理者アカウントを作成します。デフォルトの管理アカウントADMINは、使用不可にして自分の管理アカウントを作成します。今回は、ユーザーIDとパスワードをtaroで作成します。入力情報は、ユーザーID、名前、パスワード、Eメール・アドレスです。
管理アカウントにも開発者ライセンスを付与する場合は、チェックを入れます。RTC Express-Cは、3名までの開発者ライセンスが同梱されています。
[次へ]をクリックすると、アカウントADMINが使用不可になり、再度ログインのダイアログが表示されますので、新しい管理アカウントのtaroでログインし直します。
次の画面が表示されれば、サーバーのセットアップは完了です。
ユーザーの作成
RTC Express-Cでは3名までのクライアント・アクセス・ライセンスが含まれているので追加で2名のユーザーjiroとhanaを追加します。上記画面で、[ユーザーの作成]をクリックするとRTCのユーザー管理の画面が表示されます。チーム開発用のプロジェクトを作成することもできますが、こちらは後で行います。
[ユーザーの作成]をクリックするとユーザー作成画面が表示されます。入力情報は、ユーザーID、名前、パスワード、Eメール・アドレスです。オプションで顔写真を登録できます。それからユーザーにクライアント・アクセス・ライセンスを設定します。これを忘れるとユーザーのリポジトリーへの書き込み権限が設定されません。[保存]ボタンを押すと、ユーザーIDと同じデフォルトのパスワードが設定されたユーザーが作成されます。今回は、jiroとhanaを追加で作成します。
ユーザーの作成が完了すると次のような画面になっているはずです。