クライアントのセットアップ
RTCクライアントの起動ファイルは、C:\jazz\client\eclipseディレクトリーのTeamConcert.exeです。このファイルをダブル・クリックするとRTCクライアントが起動します。
RTCクライアントはEclipse 3.3のプラグインとして提供されています。RTCクライアントには、他にVisual Studio .NET用、System iやz用などさまざまなプラットフォームに対応したクライアントが用意されています。
[ワークスペースの選択]のダイアログが表示されますので、ユーザーtaro用に「C:\Documents and Settings\Rational\workspace\taro」と入力して、[OK]を選択します。
すると、 RTCクライアントの起動画面が表示されます。この画面からチュートリアルやヘルプが閲覧できますが、ここでは上に並んだアイコンの一番右の[ワークベンチ]アイコンをクリックし、ワークベンチを開きます。
こちらの画面が開いたらRTCクライアントの起動は完了です。
チームへの参加
RTCクライアントが起動しましたが、Jazz TEAM SERVERとはまだ繋がっていません。
まず、Jazzリポジトリーへ接続します。始めてRTCを起動してワークベンチを開くと、チーム成果物ビューに次のようなリンクかガイドされています。
ここで先ほど保存しておいたチームの招待を構成するプロパティを利用してサーバーにアクセスします。[チームの招待を受諾]のリンクをクリックするとチームの招待を受諾ダイアログが表示されます。今回は、保存していたtaroのプロパティを貼り付けると以下の図のようになります。
[終了]をクリックするとログインのダイアログが表示されますので。パスワードを入力してください。
ログインが完了すると画面左のチーム成果物ビューにはリポジトリー接続とHelloJazzWorldプロジェクトが表示され、画面右には、チーム・エリア・エディターが表示されます。
さらに画面右下にはtaroがHelloJazzWorldプロジェクト・エリアにおいてプロジェクトを開始するに当たって必要な次のような作業項目一覧が表示されます。
jiroとhanaについても同様の手順でクライアントのセットアップを行います。ただし、今回は、3つのクライアントを同じマシン上で立ち上げることになりますので、[ワークスペースの選択]では、それぞれ以下のワークスペースを定義して[OK]をクリックします。
ユーザー | ワークスペース |
jiro | C:\Documents and Settings\Rational\workspace\jiro |
hana | C:\Documents and Settings\Rational\workspace\hana |
間違ってtaro用のワークスペースを選択しないようにしてください。