テスト駆動開発のデモとペアプロのデモ
午後は、和田さんとスタッフの太田さんによるテスト駆動開発とペアプロのデモからスタートしました。デモのお題はFizzBuzzで、太田さんがドライバーとなり、早速2人で相談しながら進められていきました。
「テストメソッドの名前は、許すなら、ためらわずに日本語も使ってしまいましょう」などと適宜解説を入れる和田さん。
デモ中にいくつも重要なキーワードも飛び交ったので、抜粋します。
- 返値を固定で返すなど、べたなコードの仮実装でテストをグリーンにすることが、一番最初のステップ。
- テストにそもそもバグがないことを確認するにはどうするか。テスト駆動開発の答えの一つが仮実装。
- 複雑な場合は、明白な実装に。
- 不安なときは三角測量と仮実装。
- どのように実装するのか自明なときは一気にテストして実装。
- テストケースの書き順は、下から。上からではなく、ゴールから考えることが重要。慣れてきたら好きな書き順で。
変数の名前や、キーボードショートカットについてなど、和田さんから容赦なく突っ込みが入りながら30分程で、FizzBuzzのテスト、実装を書き上げ、デモを終了しました。
和田さんからは「このように仲良くディスりながらコーディングするのがテスト駆動開発のスタイルです」との説明がありました。この後の演習を行うにあたって、具体的な作業デモを見ることができ、参加者もイメージが湧いた様子でした。