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ComponentZine(PlusPak)

ドロップダウン表示したグリッドコントロールを使ってデータ入力する.NETアプリケーションの作成

「PlusPak for Windows Forms 6.0J」のGcComboFrameコントロールを使った.NETアプリケーションの作成

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GUIのデザイン

 では、さっそくプログラムを作成しましょう。

 作成するプログラムは、SQL Server(2008 R2)で作成したサンプルデータベース「仕入れ商品一覧_Data.mdf」から、テーブル「製品リスト」にあるデータをすべて取出し、C1FlexGridコントロールで表示します。そして、このC1FlexGridコントロールをGcComboFrameコントロールに連結させ、ドロップダウンウィンドウで表示するようにします。

 GcComboFrameコントロールは、LabelコントロールとNumericUpDownコントロールをコンテントパネルに組み込み、C1FlexGridコントロールで選択された行データをLabelコントロールで表示します。

 データを表示するタイミングは、C1FlexGridコントロールの任意の行のセルがクリックされた時点で、処理はこのコントロールのClickイベントハンドラで行います。

 GcComboFrameコントロールは全部で5セット作成し、5つのデータを表示できるようにしますが、最初のGcComboFrameコントロールだけ有効にし、残りの4つは無効にしておきます。 上から順番にグリッドでデータが選択され表示された時点で、次のGcComboFrameコントロールを有効にします。

 また、C1FlexGridコントロールはGcComboFrameコントロール1つにつき1つ用意する必要がありますので、C1FlexGridコントロールも5つ用意します。これらのコントロールは、1つ作成したらコピーアンドペーストで複製を作成して使用するようにします。

サンプルデータベース「仕入れ商品一覧_Data.mdf」のデータ
サンプルデータベース「仕入れ商品一覧_Data.mdf」のデータ

フォームのデザイン

 フォームには、C1FlexGridコントロール、GcComboFrameコントロール、GcBalloonTipコンポーネントとGroupBoxコントロールを使用します。GcComboFrameコントロールには、5つのLabelコントロールと1つのNumericUpDownコントロールを組み込みます。

 C1FlexGridコントロールは、今回はフォームデザイン時からデータベースを組み込み、すべてのフィールドデータを表示するように設定します。各コントロールの設定は、作成手順の中で説明します。

フォームのレイアウト
フォームのレイアウト

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C1FlexGridコントロールの作成

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この記事の著者

瀬戸 遥(セト ハルカ)

8ビットコンピュータの時代からBASICを使い、C言語を独習で学びWindows 3.1のフリーソフトを作成、NiftyServeのフォーラムなどで配布。Excel VBAとVisual Basic関連の解説書を中心に現在まで40冊以上の書籍を出版。近著に、「ExcelユーザーのためのAccess再...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/6876 2012/12/04 18:20

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