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Javaで業務アプリを開発するための環境構築手順(Windows/Mac対応)

即戦力にならないといけない人のためのJava入門 第1回

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目次

3. Eclipseのインストール(1)

 Javaのアプリケーションの開発をする上で、テキストファイルを編集し、コマンドラインやターミナルからコンパイルをして、さらにコンパイル後にそのクラスファイルを実行するということを毎回手動で行うのはかなりの手間になり開発効率もよくありません。

 また業務アプリの開発の場合、作成するソースファイルの数は規模が大きくなるにつれ増えていき、人が手動で管理していると人為的なミスが発生する可能性がかなり高くなります。例えばソースコードを編集しているときにスペルミスがあっても、コンパイルしてエラーが出るまでそのミスに気づくことは難しかったり、ソースファイルの数が多くなると全てのソースファイルをそれぞれコンパイルするのに、かなりの労力が必要になったりします。

 そのような開発上でのわずらわしさを改善するため、Javaでは統合開発環境(IDE)と呼ばれる環境が無償で手に入り、多くの現場で使われています。例えばソースコードの編集中に途中まで入力した単語(クラス名など)の自動補完が行えたり、スペルミスを発見したり、全てのソースファイルを一括してコンパイルできたりと開発効率を格段に上げてくれます。

 この連載では、それらの統合開発環境のなかでも多くの現場で使われているEclipseを選んでいます。それでは、まずEclipseのインストールを行いましょう。

3.1. Eclipseのダウンロード

 次のURLよりEclipseのダウンロードを行います。

3.2. Eclipseのインストールと起動

 EclipseのインストールはWindowsの場合はダウンロードした圧縮ファイルを解凍し、任意のフォルダにeclipseのフォルダを置くことで終了です。Macの場合も同様で、圧縮ファイルを解凍し任意のフォルダ(慣例的にアプリケーション)にeclipseのフォルダを置くことで終了です。

Macの場合:
Macの場合:

 このeclipseフォルダの中にある「eclipse.exe」を実行するとEclipseが起動します。

 ただしMacの場合、初めて起動する際には注意が必要です。直接「eclipse.exe」をダブルクリックすると、セキュリティのチェックで実行できない場合があります。

 このような場合は、Eclipseの実行ファイルを選んだ状態で画面上部のメニューより「ファイル」→「開く」を選択します。

 次のダイアログが出てくるので「開く」を押下します。

 これで、Eclipseの起動が始まります。

3.3. Eclipseの初期設定

 Eclipseが起動したら、最初にEclipseが使うWorkspaceをどのディレクトリにするか尋ねられます。このWorkspaceはEclipseで開発を行う際のファイルを生成する場所になり、ディレクトリに空白や日本語が含まれないのであれば、デフォルトのままで問題はありません。空白や日本語が含まれる場合は、それらの文字が含まれない別の場所にワークスペース用のフォルダを作り、そこを指定するようにしてください。また、このダイアログの左下のチェックボックスにチェックを入れることで次回から同じワークスペースを使うようになり、このダイアログが初期起動時に出ないようになります。

なお、ユーザ名に空白があったりユーザ名が日本語だったりした場合、デフォルトだとWorkspaceに空白や日本語が含まれてしまいます。その場合、Eclipseのプラグインによっては指定したディレクトリが認識できなくて使えなくなるなど開発中に問題が発生する可能性が高いので、その場合は空白なしで半角英数字のみの別のディレクトリを作成して作業したほうがよいでしょう。

 起動後、Welcomeページが表示されます。このWelcomeページを閉じるとEclipseでの開発が行えるようになります。

 ここまでできたらEclipseの設定を確認しましょう。この連載ではJava 8の機能も使っていくことを想定しているので、使われるJREがJava 8のものであることを確認します。Windowsの場合はEclipse上部のメニューより「Window」→「Preferences」で、Macの場合は画面上部のメニューより「Eclipse」→「環境設定…」でEclipseの環境設定を行うPreferencesダイアログを開きます。

 Preferencesダイアログを開いたら、左ペインの「Java」→「Installed JREs」を開いて、どのJREを使っているか確認します。今回はJRE8を使っているので問題ないですが、もし違うJREを使っている場合は右にある「Add」ボタンより指定したいJREのディレクトリを指定します。

EclipseのJREの追加方法

 EclipseにJREを追加する場合は、前記の「Add」ボタンを押下後のAdd JREダイアログの指示に従ってJREを追加します。ここでは今回インストールしたJDK 8の内部にあるJREを指定します。

 まず「Standard VM」を選んで「Next」ボタンを押下します。

 次にJREのディレクトリを指定するダイアログの画面になるので、「JRE home」に対象のJREのディレクトリを指定します。指定後、問題なければ「Finish」ボタンを押してJREの追加を終了します。

 無事、追加されるとInstalled JREsに先ほど追加したJREが表示されています。

 また、この連載ではJavaのソースはUTF-8で記述していきますので、Eclipseのデフォルトの文字コードを変更します。デフォルトの文字コードを変えるには、先ほどのPreferenceダイアログを開いて「General」→「Editors」→「Text Editors」→「Spelling」を開いてSpellingを開きます。そこの中ほどの「Encoding」にある「Other」ラジオボタンを選択して「UTF-8」を選択します。次に「Apply」ボタンを押して変更を登録し、最後に「OK」ボタンを押して、環境設定を終了します。


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