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「Web TECH FORUM」開催レポート(AD)

Dynamics 365 Salesの導入による営業改革をJavaScriptライブラリを活用したカスタマイズで加速──「Web TECH FORUM 2023 Winter」開催!

「Web TECH FORUM 2023 Winter」開催レポート

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Dynamics 365に対するカスタム実装は一般的なシステム開発に比べて難しい?

 以上、今回の「Web TECH FORUM 2023 Winter」で実施された2つの講演の模様をレポートしてきたが、セッション終了後には、受講者からの質問に講演者が答えるQ&Aのコーナーも設けられた。以下、そこでやりされた2つの質疑応答をピックアップして紹介しておきたい。

 1つは「SpreadJSでの実装について、Excel Onlineを使ったほうが工数的に有利だと思われるが、SpreadJSを使うベネフィットとは何か」という参加者からの質問だ。これに対し福井氏は、SpreadJSの利用でJavaScriptによるクライアントサイドWebアプリケーションの実装が行えることを強調。

 「Excel Onlineではハードルが高い、さまざまなビジネスロジックの組み込みをJavaScriptのプログラミングをベースに行えます。例えば、別々なところにある複数のデータを引っ張ってきて、好みのようにデータを表示させる、といったこともユーザーの要望に合わせて自由にカスタマイズできるので、そういった点がSpreadJSを利用するベネフィットだと言えるでしょう」と説明する。

 またもう1つの質問は、「Dynamics 365での開発は一般的なシステム開発比べて難しいところはあるか」というものである。福井氏は「例えばデータ連携についていえば、WijmoにせよSpreadJSにせよ、Web APIを介して行う形の実装になりますが、そうしたところはDynamics 365との連携においてもまったく同様であり、通常のシステム開発と何ら変わるところはありません」と紹介。「あえて言えば、Dynamics 365のAPIがOpen Data Protocol(OData)ベースとなっている点について、多少留意する必要があるかもしれません」と付け加えた。

 機能の充実ぶりに加えて、カスタマイズ性の高さについても大きな優位性を持つDynamics 365 Sales。ただ、個々の企業が持つ細かなニーズを満たすには、どうしても自前による開発が必要となるケースも少なくない。その際に重要なポイントになるのが、いかに最小限の工数で、然るべき品質を担保した実装を実現するかだ。今回のイベントは、グレープシティの提供するJavaScriptライブラリ製品が、まさにそうした要請に応え得るものであることを参加者に伝えるものとなった。

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この記事の著者

丸谷 潔(マルタニ キヨシ)

 フリーランスライター。1963年生まれ。慶應義塾大学文学部卒。システム開発(メインフレーム、OS/2等)、IT関連雑誌・書籍の編集を経て現職。執筆領域はIT系全般、FA系など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:グレープシティ株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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