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「Curlはリピーターが本当に多いんです」
エンタープライズRIAコンサルタントが自信を持つCurlの魅力

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Curlはリピーターが多い

実際、Curlを使われたお客さんの反応はどうでしょう?

 お客様の多くはWebアプリケーションに慣れていて、それを踏まえたイメージの指示をいただくんです。ところが、プロトタイプを作って持っていくと「え、これWebでできるの?」って言われることが多くて。すると、お客様も自分の中にあった「Webシステムはこういうものだ、これしかできない」というイメージが崩れ、「これもできるんじゃないの?」とアイデアがどんどん膨らんでいくんです。そうなっても、CurlはいろんなAPIがあるので、すんなりとアプローチできる、すると、そういうところでまたお客様に驚いていただける。そんな繰り返しがよくあります。

 例えばこんなケースがありました。お客様は2つのシステムを持っておられ、一方はCurlで、一方はJavaなのですが、お客様がJavaシステムを触ったときに、「いつもできることができない」とおっしゃるんですね。いつのまにか、お客様の中ではCurlのUIが普通のWebシステムになっていて…。そのぐらい、CurlのUIに馴染んでもらえているんだと思います。そういう場面は嬉しいですね。ユーザーさんに驚いてもらえたとか、喜んでもらえたとき、「Curlってこんなことができるんだ」と言われると「やった!」って思います。

 実際、Curlでシステムを作られたお客様はリピーターが多いんです。Curlの操作性やスピードに慣れてしまうと通常のWebアプリケーションは使えなくてしょうがない、という風になってしまうんだそうです。

 システム導入というと、最近は「最初はスモールスタートで」ということがほとんどですが、Curlは企業の中で横展開していって、基幹システムなどにも採用されるケースが出てきています。それはお客様の中で、使ってみて分かる「Curlの良さ」を理解いただけたんだと思います。

スモールスタート後、広まらないという話は聞きますが、横展開していくというのはすごいですね。

 多分、いろんなシステムと比べられるんじゃないかなと。既存システムが「ユーザーにとって効率悪いんじゃない?」ということが分かると、じゃあ、置き換えてみようかとなる。そういえば、システムのあそこの部分で使っているCurlは使い勝手が良かった、じゃあ、Curlでさらに機能拡張してリニューアルしよう、といった具合です。

 運用面でも、Curlには「バージョン管理」という1つのウリがあるんです。他の技術ってバージョンアップしたときに、もともとのランタイムを上書いてしまうんですね。そのためにバージョンアップにあわせたメンテナンスが入るんですけれど、Curlの場合だと、同じPC内に複数バージョンのランタイムが同居できるんです。Ver.5も、Ver.6も、Ver.7も。

 だから長い期間で使っていても、既に動いているアプリケーションをメンテナンスし続ける手間が省けるんです。いわゆる「バージョンアップ対応」が不要になるんですよ。運用の方はそこで苦労している人が多いので、一度Curlを使われると、じゃあこっちもCurlで作ろうか、こっちも作ろうかという風になるんです。

 Curlアプリケーションを使われているユーザーの方、そしてメンテナンスをされている運用の方、どちらもCurlの魅力を分かっていただけるので、結果的にリピーターが非常に多い製品になるんだと思います。

今後、RIAは注目される

2009年も春になり、たくさんの新人がIT業界にやってきます。

 IT業界は技術の移り変わりが早く、新しい技術がどんどん出てくるので、常に探求心を持って仕事をしていくといいんじゃないかな、と思います。私を含めてですが(笑)

 その中の1つとして、Curlをウォッチしたり、触れてみたりしてくれると嬉しいです。RIAはコンシューマー、エンタープライズどちらの領域でも注目され、必要とされている技術になってきていますので。

 Curlを触れてみたい方は、Curl公式サイトを見たり、Curl Apps Galleryで実際のアプリケーションを動かしてみてください。Curl Developer Centerには、たくさんの技術情報が集約されているので開発の参考になると思います。実行環境(ランタイム)や、開発環境は無償で提供していますので、すぐに始めることができます。

 また、月に一度、無料でハンズオンセミナーを開催しており、おかげさまで好評をいただいています。よければこちらにも遊びに来てください。

岡本氏はセミナーでも講師をつとめている
岡本氏はセミナーでも講師をつとめている

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この記事の著者

飯岡 幹雄(編集部)(イイオカ ミキオ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/3789 2009/07/23 11:10

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