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Spring FrameworkとCurl ORBを用いたアプリケーション開発
デモ・アプリケーションの開発

第2回

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Curlコードの生成(1)

 Javaのサービスができたら、次にCurlのコードを生成します。ちなみに実際の開発では、コード生成時点でJavaのメソッドをすべて実装しておく必要はありません。クラスやメソッドの名称や引数・戻り値さえ変わらなければ、Curlコードを再度生成しなおさなくてかまいません。

 まずは、curl/code-generator.dcurlをダブルクリックし、コード生成ツールを立ち上げます(コードを生成するには、サーバを起動しておく必要があります)。

 Configurationを選択します。ここではBase save directoryに任意の保存先ディレクトリを選択し、saveボタンを押下します。

 元の画面に戻り、Data Classを選択し、Nextボタンを押下します。

 Browseボタンを押下しますと下記ポップアップ画面が表示されます。

 ここで、データクラスであるProduct - demo -を選択します。

 上記のようにdemo.ProductがClass nameにセットされます。これは、手動で入力してもよいです。Nextボタンを押下します。

 データクラスのフィールド名やメソッド名などの詳細が表示されます。名称や、非同期メソッドの追加などが行えます。Generatorボタンを押下すると、Configuration画面のBase save directoryにセットしたディレクトリに以下のように出力されます(パッケージ名/クラス名.scurlとパッケージ名/load.scurl)。

|||
||| Curl ORB for java (version 0.6)
|||  This code was generated by the Curl code generator automatically.

|||  package name   : DEMO
|||  generated date : 2009-04-07 11:59:29.314000
|||


{define-class public serializable Product 
 
  field private _id:#String 
  field private _name:#String 
  field private _price:int 

  {getter public {price}:int 
    {return self._price asa int} 
  } 

  {getter public {name}:#String 
    {return self._name asa #String} 
  } 

  {getter public {id}:#String 
    {return self._id asa #String} 
  } 

  {setter public {id v:String}:void 
    set self._id = v 
  } 

  {setter public {price v:int}:void 
    set self._price = v 
  } 

  {setter public {name v:String}:void 
    set self._name = v 
  } 
 
}

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Curlコードの生成(2)

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この記事の著者

岡田 一志(オカダ ヒトシ)

大企業向けSI開発、IT基盤設計/構築やiDC設立プロジェクトの企画/開発/運用など幅広く活躍し、2006年にCurlに参画する。米Curl社(マサチューセッツ)にてCurl Core RTEの設計・開発に従事した後、現在は株式会社カールにて、Innovation Centerのオペレーションおよび...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/3843 2009/05/19 14:00

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