テーブルを作成する
まず、新しいテーブルを1つ作成してみましょう。APEXのトップページで、ページ上段にある「SQL Workshop」プルダウンメニューから「Object Browser」をクリックします。
![「SQL Workshop」プルダウンメニューから「Object Browser」をクリック](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig15_s.png)
すると、Object Browserの画面に遷移し、左のサイドバーには現時点でデータベースに存在するテーブルの一覧が表示されます。次に右上のプラス(+)ボタンをクリックし、「Table」を選択します。
![右上のプラス(+)ボタンをクリックし「Table」を選択](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig16_s.png)
これにより、テーブル作成のウィザードが始まります。最初にテーブル名とフィールドを定義します。今回は「プロジェクト管理アプリ」を作成するという仮定で、「project」テーブルを作成してみます。次のようにプライマリキーとなる「id」列、プロジェクト名となる「name」列、期限を示す「due_date」列を作成して、[Next]ボタンをクリックします。
![projectテーブルのフィールド(列)を設定](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig17_s.png)
次に、プライマリキーを設定します。新しいシーケンスから自動生成することを想定し、「Populated from a new sequece」を選択します。また、列には「ID(NUMBER)」を選択して、[Next]ボタンをクリックします。
![プライマリキーを設定](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig18_s.png)
次に外部キーの設定ですが、今回は特に設定しませんので、そのまま[Next]ボタンをクリックします。
![今回は外部キーを設定しない](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig19_s.png)
次に制約の設定ですが、こちらも今回は特に設定しませんので、そのまま[Next]ボタンをクリックします。
![制約も設定しない](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig20_s.png)
設定は以上です。[Create Table]ボタンをクリックして、projectテーブルを作成します。
![projectテーブルを作成](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig21_s.png)
Object Browserのテーブル一覧の画面に戻ると、projectテーブルが作成されていることが分かります。
![Object Browserのテーブル一覧にprojectテーブルがある](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig22_s.png)
テーブルの作成が完了しました。ウィザード形式ですべて設定できるので、create table
文や列のデータ型など、SQLの文法を覚えていなくても、あるいはOracleデータベースに精通していなくても、簡単にテーブルを作成できるのがお分かりいただけると思います。
テーブルにデータを追加する
続いて、作成したテーブルにデータを1行追加してみましょう。Object Browserで左サイドバーのテーブル一覧から[PROJECT」を選択します。次に「Data」タブを選択して「Insert Row]ボタンをクリックします。
![projectテーブルにデータを1行する](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig23_s.png)
すると、データ入力のフォームが表示されます。Id列は自動で入力されますので、それ以外の項目を適当に入力して[Create]ボタンをクリックします。
![Id列以外を入力](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig24_s.png)
データ一覧の画面に戻り、データが挿入されていることが分かります。
![データが挿入された](http://cz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/9101/fig25_s.png)
同じような手順でデータの更新、削除も行うことができます。