組み込み検索
C1ReportViewerコントロールでは、組み込みの検索ペインがあり、自動生成されたレポートのインデックスへクエリします。この機能により、開発者はコードを書くことなく高性能な検索ツールを提供できます。さらに、C1ReportViewer検索結果を強調表示してメニューを作成するので、ユーザーが探している文字列を見つけるのに役立ちます。
効率的なキャッシュ操作
C1ReportViewerが効率的にレポートをキャッシュし、反応時間を大幅に削減します。本コントロールでレポートが描画されるたびに、圧縮状態でサーバーに保存されますので、次回データベースへ再度クエリしてレポートを生成する必要はありません。これにより、サーバーの負荷が軽減され、低メモリコストで短い反応時間を実現できます。
強力な印刷機能
C1ReportViewerコントロールでは組み込みの印刷機能があり、含まれている印刷ボタンをクリックするとカスタム印刷ダイアログが表示されます。ユーザがこのダイアログでレポートの印刷方法を指定でき、ドキュメントのプレビューを見ることもできます。
C1ReportDesignerアプリケーション
コードを書くことなく、すぐにレポートの作成、編集、プレビュー、読み込み、保存を行えます。また、C1ReportDesignerは、Microsoft Accessと同様なユーザインターフェースを実装し、ユーザーがなじみのある環境を提供します。デザイナのMicrosoft Office 2007のようなリボンスタイルUIで、関連するコマンドがグループで表示され、レポートの設計時間を減らします。
30以上の組み込みレポートテンプレート
デザイナアプリケーションには30個以上のレポートテンプレートが存在します。C1ReportViewerのサンプルの中からレポートを選択するだけで、数分で専門的なスタイルのレポートが生成されます。コードを記述する必要はなく、クリック1つできれいなレポートが生成されます。
柔軟なデータ連結
レポート定義で接続文字列とSQL文を指定すると、C1ReportViewerが自動的にデータをロードします。また、XMLファイル、カスタムコレクションなど、他のデータソースも使用できます。
ネスト化したレポート
C1ReportViewerでは任意のレベルまでのネスト化(サブレポート)が可能です。メインレポートで詳細情報を表示し、サブレポートで各グループの先頭に概要を表示することができます。
レポート作成手順
C1ReportViewerコントロールを使ったレポート作成はとても簡単です。
- C1Reportデザイナでレポートの形式をデザインし、定義ファイルに保存する
- C1ReportViewerコントロールに、作成したレポート定義ファイルとレポート名を設定する
たったこれだけです。C1ReportViewerコントロールに作成したレポート定義ファイルとレポート名を設定するには、Webページデザイン時はC1ReportViewerコントロールのプロパティウィンドウで行います。実行時は、ビハインドコードで行います。
処理はすべてC1ReportViewerコントロールが行ってくれます。