「エンジニア組織」記事一覧
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2022/08/19
大きくなりすぎた開発チームを適切に分割するには? チーム分割時に考慮すべき6つのポイント
クリエイティブ・プラットフォーム事業として、PIXTAやfotowaなどを展開するピクスタ。本連載では、それらのサービスの成長を推進している開発現場で取り組んだ課題解決の事例をお伝えします。 第3回は、チームの現在と未来を考えていく上で重要な要素の一つであるチーム分割に関する指針を紹介します。
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2022/06/24
LINE Corp新CTO池邉氏に聞く! グローバルでオープンな開発組織に向けての新たな取り組みとは
LINE株式会社(LINE Corp)では、2022年4月より、それまでCTOを務めていた取締役の朴イビン氏が海外拠点含む技術組織を統括するGCTO(Global CTO)となり、池邉智洋氏が新たにCTOに就任した。朴氏は、LINEグループ全体の開発における最高責任者の役割を担い、池邉氏はLINE Corpの開発組織の責任者となり、LINE Corpの開発組織が主体となっているプロダクトの開発責任を担う。新たな組織体制の概要や、開発者のための環境づくりを行う組織「Reliability Eng...
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2022/06/21
チームの心理的安全性をどう確保する? ワークライフバランスとコロナ禍以降の働き方
この数年で働き方が多様になり、特にリモートワーク・在宅勤務が当たり前になったエンジニアの方も多いはず。一方、お互いが離れた場所で一緒に仕事をするという状況で、チームが安心して働くための心理的安全性をどう確保するか試行錯誤している開発現場も少なくありません。今回は書籍『心理的安全性とアジャイル 「人間中心」を貫きパフォーマンスを最大化するデジタル時代のチームマネジメント』(翔泳社)から、ワークライフバランスやコロナ禍以降の働き方について語られたパートを紹介します。
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2022/06/14
【オンライン技術書読書会のはじめかた】完璧じゃなくていい、雑談の延長線で開催してみませんか?
技術書の読書会を開催するのに高いハードルを感じている方は多いのではないでしょうか。その上オンラインでやるとなると、初めて主催する人にとっては何を準備すればいいのか分からなくて不安だと思います。この記事では、私が初めて主催したオンライン読書会の企画から開催に至るまで準備したことや開催時に意識したこと、継続開催する上で取り入れたことを紹介します。具体的なイメージが湧いて、少しでもオンライン読書会を主催する際の手助けになれたらうれしいです。本記事は、あくまでオンライン技術書読書会開催方法の一例にすぎ...
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2022/06/08
多国籍の開発チームをうまくまとめるには? マネーフォワードEMに訊く、エンジニア組織の"英語公用語化"へのステップ
「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに掲げ、40以上ものサービスを提供しているマネーフォワードでは多国籍、多文化な環境を目指し、あらゆる社内プロセスやコミュニケーションの"英語化"を推進している。施策の1つとして「Team Nikko」を立ち上げたマネーフォワード小牧将和氏に、開発組織のグローバル化を実現するヒントをお伺いした。
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2022/05/31
初公開! 楽天市場を支えるシステムの舞台裏【デブサミ2022】
「楽天市場」といえば、日本最大のネット通販サイトだ。ネット通販が広く普及した現在、日本人の生活を支える「止めてはいけない」サービスとなっている。そのサービスを支えるシステムがどのようになっているのか、興味があるというデベロッパーも多いだろう。「これまでの楽天は、中でやっていることを積極的に公開してきてきた方ではない」と語るのは、楽天グループ株式会社でコマースカンパニーCTOを務める星野俊介氏だ。その星野氏が初公開の情報も含め、楽天市場を支えるシステムの全体像や、運用の苦労、将来像などを披露した...
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2022/05/18
コンテナ・Kubernetesに対する開発者の苦手意識を解決! SpringとTanzuが実現するDevOpsへの第一歩
エンタープライズシステムなど、大規模なシステム開発の現場でも、品質を担保したうえで開発の高速化が求められている。この課題解決のために活用されているのが「Spring Framework(以下、Spring)」をはじめとするフレームワークである。2014年にリリースされた「Spring Boot」はバージョン2.3より、開発者に馴染みのあるコマンドに手を少し加えるだけで、Dockerイメージを容易に作れるようになったという。つまりコンテナ仮想技術(以下、コンテナ)が開発者にとってより身近になる時...
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2022/04/21
ソリューションサービス事業へ大きく舵を切る老舗メーカー、パイオニアが取り組む開発組織の大変革【デブサミ2022】
1938年創業の老舗エンタープライズ企業、パイオニアは現在、ハードウェア売り切り型の事業モデルからSaaSサービスを軸としたソリューションサービス事業への転換を目指して、大改革の真っ只中。その旗振り役として設立されたSaaS Technology Center(以下、STC)では、モノ作り型のハードウェア開発体制からDevOpsのソフトウェア開発体制へと変革すべく、文化と技術の両側面から組織の刷新に取り組んでいる。抜本的な改革はどのように進められているのか。Developers Summit ...
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2022/04/13
生き生きとした組織が可能にする、成果を生み出せるアジャイル開発【デブサミ2022】
ソフトウェア開発手法は戦後からパラダイムシフトを繰り返してきた。カウボーイ開発、ウォーターフォール開発、そして2001年の「アジャイルソフトウェア開発宣言」の公開やWebシステムの普及に伴い、現在は多くのアジャイル(Agile、敏捷)開発が実践されている。本講演では、アジャイル開発をさらにステップアップさせるために、パタン・ランゲージの手法を取り入れ、生き生きとした組織がより良いアジャイル開発につながることが共有された。
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2022/03/29
存在価値が高まるリクルートのプロダクトマネージャー、その魅力とやりがい、求められるものとは?
大小さまざまなプロダクト群を抱える株式会社リクルートは、扱う領域も多岐にわたる。2020年には中核事業会社それぞれに存在していた商品部門を先行して統合。プロダクトマネジメントの横断的な組織が生まれ、活発なナレッジシェアなどの取り組みが行われている。同社のプロダクトデザイン室室長 戸田洋平氏に、リクルートのプロダクトマネジメントに対する考え方や、求める人材像を聞いた。
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2022/03/28
大手企業でアジャイル開発に取り組むには? 自律と規律の調和のとれた変革を目指すNECの挑戦【デブサミ2022】
アジャイル開発が広く知られるようになり、多くの企業が何らかの形で取り組んでいる。それは、日本の大手テクノロジー企業でも例外ではない。NECは、システム開発において多くの実績を持っているが、その大半がウォータフォール型開発によるものだ。そんな同社において、アジャイル開発を進めるには、チームビルディングだけでなくビジネスや組織体制にも対応していく必要があるという。そこでこのセッションでは、NECの水野浩三氏と西川徳光氏が、同社におけるアジャイル開発の取り組み事例を紹介した。組織やビジネスの都合で、...
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2022/02/07
マイクロサービスの失敗は技術だけの問題か――Amazonに学ぶ開発・運用組織の理想形とは
開発と運用の理想的な関係とはどんな姿か。すでに「DevOps」という言葉は浸透しているものの、理想的な形で実践できているかとなると、話は別だ。現場ではどんな障壁があり、DevとOpsが分断されているのか。打開していくにはどうしたらいいのか。DevOpsという言葉が生まれる前から、その本質を実践してきたAmazonのカルチャーにヒントがありそうだ。AWSジャパン 塚田朗弘氏に聞いた。
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2022/02/03
DevOps成功の答えは自組織の中にしかない――SB C&Sが提案する「体験」から見つける自分達に最適な文化と技術
米国の調査によると、DevOpsエンジニアの給与が上昇している。どのような背景に価値があると見なされているのか。また実際にDevOpsを実践しようとした時に、陥りがちな罠にはどういうものがあるか、理想的な方向に進むにはどうしたらいいか。ソフトウェア開発、インフラデザイン、コンサルティングなど、幅広い経験を持つSB C&S 加藤学氏におうかがいした。
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2022/02/01
オーナーシップを持って開発しよう! サイボウズのWebエンジニアが開発体制の改善に乗り出した話【デブスト2021】
サイボウズでkintoneの新機能の開発に従事してきたWebエンジニアの村田篤亮氏。フロントエンド刷新プロジェクトに携わることになったのをきっかけに、オーナーシップを持って開発するための地盤作りに乗り出した。オーナーシップを持つとはどういうことか。従来の開発体制と何が違うのか。村田氏はこれまでの自分を振り返りながら、同取り組みの意義のほか、取り組みを実践して得られた効果について、Developers Boostの講演で語った。
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2021/12/16
自分達が「正しい」と思うものを快適に開発するために――カオナビのエンジニア組織に見る「プロダクトの成長を止めない組織づくり」
技術面だけでなく、プロダクトや組織の課題を自律的に見つけ出し、解決に向かって動き出せるエンジニアチームは、企業とプロダクト双方の成長を加速するエンジンだ。この記事では、サービス開始から約10年を経て、現在も成長を続けるタレントマネジメントシステム「カオナビ」のCTO、およびエンジニアへのインタビューから、プロダクトの成長を加速させるエンジニア組織の作り方を探る。
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2021/10/22
年間売上約200億のECサイトを支えるSREチームの取り組みとは? LOWYAに学ぶNew Relic One活用【デブサミ2021夏】
2020年8月にECシステムを自社開発でフルリニューアルした家具・インテリアECサイト「LOWYA(ロウヤ)」を運営するベガコーポレーション。年間200億円近くを売り上げるECシステムのサービス品質の維持・向上のためにSREチームはどのような取り組みを行ったのか。オブザーバビリティの実現を目指して導入したNew Relic Oneの活用事例と合わせて紹介する。
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2021/10/04
アスクルとリンクアンドモチベーションCTOが語る、テクノロジーで描く開発者体験の向上と未来の事業の話
アスクルとリンクアンドモチベーションは、エンジニア向けのイベントをオンラインで開催。日本CTO協会理事を務めるレクターの広木大地氏をモデレーターに迎え、アスクルCTO兼DX(テクノロジー)ボード統括部長の内山陽介氏と、リンクアンドモチベーション開発責任者の柴戸純也氏が、テクノロジーで描く未来について語り合った。本記事では、2021年7月に開催された「CTOが語る、テックカンパニーに向けた未来の話。」をレポートする。(編集部)
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2021/09/27
決済業界を牽引するGMOペイメントゲートウェイ CTOに訊く、多様な決済システムを創るエンジニア組織と開発の実態とは?
数あるFinTech企業の中でも決済サービスを主力に幅広い事業を展開し、決済業界のリーディングカンパニーとして名高いGMOペイメントゲートウェイ。公共料金の支払いやEC決済の裏側を支える決済代行業として長い歴史を持ち、業界における高い経験値を得ているが、今後も新しいことに挑戦をし続けるべく、直近ではキャッシュレス決済やBNPL(後払い決済)などの決済システム5種類リリースするほど破竹の勢いだ。ここで常務執行役員CTOを務めているのが三谷隆氏。「事業会社の内製化やグローバル展開にチャレンジしたい...
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2021/09/21
なぜコンテナを導入する「だけ」ではダメなのか? 求められる運用の変革【デブサミ2021夏】
多くの企業が次世代基盤として、Kubernetesなどのコンテナ技術に注目し、導入を始めている。だが、実際に導入したもののビジネス的に価値を見いだすことができず、運用負担だけが増えている企業も少なくない。コンテナ導入で価値を見いだせない要因は何なのか。どういう風に改善すると、コンテナ導入で価値を感じられるようになるのか。グローバルで2800社以上の企業に、OpenShiftというコンテナサービスを通じてコンテナ導入の支援をしてきたレッドハット クラウドソリューションアーキテクト 北山晋吾氏がコ...
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2021/09/10
はてな「Mackerel」のSREに学ぶ、開発パフォーマンスと信頼性のベストバランスとは?【デブサミ2021夏】
近年注目を集めるSRE(Site Reliability Engineering)。その実践には、Observability(可観測性)や設計の他、組織づくりや文化の醸成などが重要なカギを握るとされ、各々の組織に合う形で導入・運用されることが望ましいとされる。株式会社はてなでも、サーバー監視サービス「Mackerel」の開発チームで2019年より実践が開始され、組織全体に展開されてきた。その導入の背景や、DevOpsを達成するためのチーム編成などの経緯について、Mackerelチーム リードS...