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働き方の多様化で増えるフリーランスエンジニア、実際のメリットとデメリットとは?

【B-6】ITエンジニアを続けた先にわたしが見つけた「成功の方程式」

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現役のITフリーランスが語るメリット・デメリットとは

 山崎氏のトークテーマは「サラリーマンITエンジニアを続けた先に私が見つけた、成功の方程式」。山崎氏は大学を卒業し、ITエンジニアとして就職した。その会社でITエンジニアとしてはもちろん、社会人としての基礎を身につけた。その後、結婚を機に首都圏に転勤の恐れのない、地元企業に転職。その企業でしばらく働いていたが、「上司や部下のフォローで、自分のスキルアップの時間が取れないという問題が発生し、転職を考えるようになりました」と山崎氏は語る。大手転職エージェントを利用して話を聞いてみたが、どの企業に転職しても結局同じだと感じてしまい決断できず、独立も考えた。「仕事がない期間は無収入のリスクがある」ことからそれもできず、「1年半ほど悩みました」と明かす。

 そんなとき、友人から紹介されたのがPE-BANKだった。PE-BANKを紹介されたことで、改めてサラリーマンとフリーランスのメリット・デメリットを整理することにした。サラリーマンのメリットは収入が安定しており、社会保障がフリーランスより優位であること。サラリーマンのデメリットは、給料が上がりにくい、早期退職などで定年まで勤められないリスクがあることである。

 一方のフリーランスのメリットは収入が増えること。そして最も山崎氏が重視したメリットが、「時間を自分のために使えること」。もちろんフリーランスには収入が安定しない、社会保障が弱いなどのデメリットもある。だが収入が安定しないというデメリットは、「PE-BANKに登録・契約すれば、かなりのリスクを削減できます。なぜなら、PE-BANKは仕事を紹介してくれるので、無収入の期間を極力、短くできる。つまりフリーランスのデメリットは、サラリーマンより社会保障が劣るという点のみ。その一方で国の税優遇があり、報酬も増えるので、結果的にはリスクは少ないと判断し、独立を決意しました」と山崎氏は語った。

 現在、PE-BANKと契約して16年目となる山崎氏は、ITフリーランスという働き方を次のように評価する。収入が安定しないというデメリットはなく、「無収入だった期間はありません。PE-BANKは客先常駐型の案件が豊富で仕事に就けてさえいれば、サラリーマン時代以上の額が毎月、入ってきます。良いときは毎月、賞与ぐらいもらえることもあります」と収入の安定性を評価する。

 もちろん、フリーランスとして仕事を得ていくためには、スキルアップは必須となる。だがこれについても、「部下教育や上司のフォローがなくなったことで、時間的余裕もできました。また年収も大幅にアップしたため、機材や技術書も躊躇なく購入できるようになりました。しっかりスキルを身につけた結果は、収入アップや仕事の選択肢が増えるという形で表れるので、モチベーションに繋がっています」と言う。

 人脈が限られるため、仕事が偏るという不安もPE-BANKなら「心配ない」と山崎氏。むしろサラリーマン時代より人脈が広がった。社会保障の弱さについては、iDeCoや小規模企業共済などの国の優遇措置を活用することで解消できる。唯一大変なのは、確定申告が必要になること。「確かに面倒ですが、実際にやってみると自分のお金や税金などを改めて把握できる良い機会となりました。また仕事に関わる出費は経費として処理できるので、結果としてメリットになっていると思います」(山崎氏)

 働き方を変えたい、キャリアアップやキャリアチェンジをしたい人にとって、PE-BANKは一つの選択肢となる。「知っておいて損はないと思います」と山崎氏は力強く語った。

図2:サラリーマン、フリーランス メリット・デメリット検討
図2:サラリーマン、フリーランス メリット・デメリット検討

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PE-BANKがフリーランスエンジニアを支援。関東の平均年収は847万円・年間案件数は5万件以上

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この記事の著者

中村 仁美(ナカムラ ヒトミ)

 大阪府出身。教育大学卒。大学時代は臨床心理学を専攻。大手化学メーカー、日経BP社、ITに特化したコンテンツサービス&プロモーション会社を経て、2002年、フリーランス編集&ライターとして独立。現在はIT、キャリアというテーマを中心に活動中。IT記者会所属。趣味は読書、ドライブ、城探訪(日本の城)。...

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