Planning Serverのインストール手順
(9)
VMWare SQL ServerのCDドライブをISO(en_office_performancepoint_server_2007_x86_cd_X14-00932.iso)にマップし、インストール画面を表示します(図6を参照)。
(10)
[Install Planning Server]をクリックします。使用許諾契約に同意し、[Next]をクリックします。
(11)
インストール先はデフォルトで[Next]をクリックし、さらに[Install]をクリックすると、インストールが始まります。
(12)
このインストールは30秒ほどで終了し、[Run the Planning Server Configuration Manager Wizard]チェックボックスが表示されます。このチェックボックスをオンにしたまま、[Finish]をクリックします。
(13)
Planning Server構成マネージャウィザード(図7を参照)が表示されるので、[Next]をクリックします。
(14)
このウィザードは、すべての必要条件が満たされていることを確認します(図8を参照)。今回の場合は(これまでの準備のおかげで)すべて揃っているので、[Next]をクリックします。
(15)
[Installation options]ページでは、[Standalone Configuration]オプションを選択しました(図9を参照)。[Next]をクリックします。
(16)
[Databases]ページは既定のままにしました(図10を参照)。このページでは、私の「ABCSQL01」というSQL Serverが正しく認識されており、データベースが作成されることが示されています。[Next]をクリックします。
(17)
[Global Administrator account]ページ(図11を参照)では、グローバル管理者(GA)アカウントの設定はデフォルトのまま(ドメインは「ABC」、ユーザー名は「Administrator」)、[Next]をクリックしました。本番環境では、このロールに特別な管理者を指定するべきです。
(18)
[Analysis Services setting]ページでは、[Analysis Server location]を既定の「ABCSQL01」のままにしました(図12を参照)。[Next]をクリックします。
(19)
[Service and Application Pool Identities]ページでは、PlanningプロセスサービスのサービスIDとして使用するアカウントを指定します。このアカウントは、Planning WebサイトおよびPlanning管理コンソールのアプリケーションプールIDとしても使用されます。
今回は、この目的のためにアカウントを作成することにしました。ローカル管理者アカウントをこのような特殊なロールに使用することは、避けた方がよいからです。そこで、Active Directory内に「SQLPlan」というアカウントを作成し、これを使用しました(図13を参照)。[Next]をクリックします。
(20)
[System Logs]ページでは、既定のCドライブのパスを使用し、[Enable auditing]と[Enable trace logging]をオンのままにしました(図14を参照)。本番環境の構成では、ログドライブへのパスに変更することになると思います。[Next]をクリックします。
(21)
[Port Configuration]ページでは、[Require SSL connections to all Planning Server Web Sites]チェックボックスをオフにしました(図15を参照)。今回構成するのはただのテスト環境で、SSL証明書を入手してインストールする手間をかけたくなかったからです。これで構成プロセスを簡略化できます。
ポート番号は覚えやすいものを指定します。今回はPlanning Webサーバーを「41000」、Planning管理コンソールを「42000」にしました。[Next]をクリックします。
(22)
図16のような、短時間の検証プロセスが実行されます。[Next]をクリックします。
(23)
次に確認画面が表示されるので、設定内容をざっと確認して[Configure]をクリックします。進行状況を示すホイールのアニメーションを見ながら数分間待つと、[Configuration completed successfully]というメッセージが表示されるので、[Close]をクリックします。
これで、この段階のインストールは完了したようです。[スタート]ボタンをクリックして[すべてのプログラム]メニューを見ると、新しい[Microsoft Office PerformancePoint Server 2007]という項目が追加されており、その中にドキュメントとPlanning Server構成マネージャ(先ほどまで使用していたウィザード)へのリンクが含まれていました。