iPhone向けTwitterアプリのユーザーインターフェース
では、いよいよiPhoneアプリをFlash Builder 4.5で作ってみましょう。iPhoneアプリといってもごく単純なもので、一画面しかありません。コンセプトは『初めて飲み会などで会った人に、自分のアイコンとTwitter idと直近のつぶやきを表示したものを見せ、フォローしてもらうためのアプリ』という設定です。
コードはほぼ書かずにできあがるようなサンプルなので、ぜひ作ってみてください。直近のつぶやきを取得するためにTwitter APIを使用しますが、APIの取得および解析には、Flash Builder 4から追加されたデータ連携機能を使用しているため、コーディングは必要ありません。
プロジェクトの作成
まずは、プロジェクトを作成します。Flexプロジェクトではなく、Flexモバイルプロジェクトを選びましょう。[ファイル]-[新規]-[Flex モバイルプロジェクト]を選択します。
プロジェクト名を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
ターゲットプラットフォームを選択し、[基本ビュータイトル]を入力します。これがアプリケーションのタイトルバーに表示されます。入力後、[次へ]ボタンをクリックします。
次の画面でのサーバー設定は、何も変更せずに進みます。アプリケーションIDには、現時点では仮のものを入れておきましょう。実際は、アプリケーション名+自分のドメイン名のようなユニークなものが望ましいです。
プロジェクトを開くと、次のような画面になります。
とりあえず[デザイン]ビューに切替え、表示を変えてみましょう。[ソース][デザイン]と書いてあるボタンが左上にあるので、クリックで切り替えることができます。
また、今回はユーザーも多いiPhone 3GSをターゲットにするので、[デバイス]項目より[Apple iPhone 3GS]を選択します。次のように、表示が変更されます。