夜市と散歩とPyCon談義
鈴木たかのりです。
レセプションがなんとなくお開きな感じになってきたので、日本から来たメンバーみんなで夜市(ナイトマーケット)に出かけました。
向かったのはカンファレンス会場から一番近い饒河街夜市で、タクシーで185TWD(約650円)でした。関係ないですが、このタクシーで日本の演歌がかかっていて、なんというか不思議な気持ちになりました。
夜市は日本のお祭りの縁日みたいなところが、毎日あるようなところです。台湾ではあちこちに夜市があるようにで、毎日たくさんの人で賑わっています。この日もすごい人でした。夜市に行ったら台湾名物のかき氷(雪花冰)を食べます。アイス自体にミルクなどの味がついていて、マンゴーなどのフルーツがのって非常においしいです。
私はこの夜市でだらだら歩いていたら他のメンバーとはぐれてしまい、1人で帰ることになってしまいました。去年もバスで移動したので、AndroidのGoogle Mapを頼りにバスで1人で帰りました。便利な世の中です。松山車站(駅)のバス停から30分弱でカンファレンス会場近くのバス停に到着しました。バス料金はだいたい15TWD均一なのですが、このとき私は小銭を50TWDしか持っていませんでした。バスの運転手さんに「これしか小銭がないんですけど、お釣りとかないですよね?」という感じのアピールをしたところ、運転手さんが「いいよいいよ、降りな」というジェスチャーで降ろしてくれました。台湾の人って優しい人が多いです。ありがとう台湾のバスの運転手さん!
バスを降りてからコンビニでマンゴー果汁の入った台湾ビールを買ってホテルに戻って来ました。最近fitbitという活動量計を使っているのですが、この日は食べた割にあまり動いていないなぁと思ったので、夜の散歩に出かけてみました。
台湾中央研究院は敷地が結構広いので、コンビニからの帰りにも犬を散歩させている人やランニングしている人によく遭遇しました。
途中で蛙のような謎な鳴き声が聞こえる池や、野良犬っぽい仲良し4匹の犬の群れと遭遇しつつ、気持よく散歩からホテルの前に戻ってきました。
するとホテル前の公園のベンチから私に声をかける人がいます。「誰だ?」と思ってみてみるとPyCon Taiwan 2013のChairpersonのYung-Yu Chen氏とSecretaryのTim Hsu氏でした。私は2人に「ちょっとビール取ってくるから」と告げて、ちょうど先ほど購入した台湾マンゴービールを持ってベンチに戻り、3人で話をしました。
そこでは、今年はPyCon APACを日本で開催するが、どうやったら日本人と海外から来た人たちが交流できるか、日本と台湾のPython関連コミュニティについてなどの話をしました。他にも来年は台湾がPyCon APACを開催する予定であること、またそのChairpersonをTim Hsu氏が務めることなどの話を聞きました。
ちょっとした気まぐれで夜の散歩に出たおかげで、台湾Python界の重要人物2人とフランクに話ができて非常にラッキーでした。関係ないですが、このときは私が台湾ビールを飲んでいて、Yung-Yu Chenがアサヒスーパードライ、Tim Hsuがお~いお茶を飲んでいて、なんか不思議な感じでした。
こうしてPyCon Taiwanの一日目を終えました。以降、『PyCon Taiwan 2013レポート ~二日目』に続きます。