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コミックマーケットに行って、ニッチな技術系同人誌を探そう!

ニッチでエッジな技術本をゲットしよう! 第3弾
~IT技術者向けコミケ 実際に買ってきた編(2014年冬版)

コミックマーケットに行って、ニッチな技術系同人誌を探そう!(3)


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『ファミコンソフトの作り方』

 ファミコンのカセット、プログラム、ROM ライター&ライターソフトなどを自作する本。

 ファミコンです。胸が熱くなります。そういった世代です。というわけで、本の前半は、CPUとハードウェアの仕組みを、分かりやすく解説していました。後半は、実際にファミコンのソフトやカセットを作っていく内容です。前半の説明がとても分かりやすく、後半の説明にすんなりと入っていけました。普段、ハード周りは扱わないのですが、面白く読めました。

 しかし、ファミコンは懐かしいですね。子供時代を思い出します。

表紙
表紙
本の情報
本の名前 ファミコンソフトの作り方
配置スペース 火 西い-16b
販売サークル 極楽ほんげら サイト Twitter
発行サークル 極楽ほんげら サイト Twitter
著者 へけけくん
価格 200 円
ページ数 48 ページ
初版 2012年8月11日
形式 コピー本、表紙カラー、本文カラー
目次
はじめに
どうしても覚えて欲しい基礎知識について
ハードウェアとソフトウェア
電源の状態とデジタルソフトウェア
CPUとソフトウェア
もっと人間に優しくする
更に人間に優しいソフトウェアの世界
CPUとメモリアドレス
CPUにつなげるデジタル回路
ファミコンソフトの作り方
ファミコン音源の仕様
お試しソフト作成
ファミコンのソフトウェア開発環境
ファミコンのハードウェアの仕様(コントローラ編)
ファミコンのハードウェアの仕様(カセット編)
ファミコンのソフトウェアを作る
ハードウェアを作る(ROMライター、カセット、周辺機器)
ファミコン楽器で演奏してみた

『BEAMBOOK3.1 ―Beacon―』

 iBeacon、および互換を持つものを利用したサービスの提案とアプリ。

 iPhoneの「iBeacon」を利用した、サークル情報表示システム「Beaconduct」の提案が書かれた小冊子です。なかなか面白い試みだと思いました。

表紙
表紙
本の情報
本の名前 BEAMBOOK3.1 ―Beacon―
配置スペース 火 西い-26b
販売サークル BEAM サイト
発行サークル BEAM サイト
著者 Mt.P
価格 0 円
ページ数 8 ページ
初版 2014年8月
形式 コピー本、表紙カラー、本文白黒一部カラー
目次
ごあいさつ
Beaconとは?
提案するサービス Beaconduct
萌えにBeaconを Beaconに萌えを
アプリの概要
さいごに

『iPhoneでFLASH』

 提督向け、iPhoneにおいてPC経由でFlashを動作させる環境作り。

 iPhoneでFlashを動かすことは可能だったけど、操作ができなかった。という前回からの続きだそうです。iPhoneを、「持ち歩いているノートPCのサブディスプレイ」にして、必要最小限の通信量で、iPhoneで「艦隊これくしょん」を動かす環境作りの方法を紹介していました。移動時のPCチェックにも応用できるかもしれません。

表紙
表紙
本の情報
本の名前 iPhoneでFLASH
配置スペース 火 西い-26b
販売サークル BEAM サイト
発行サークル BEAM サイト
著者 Mt.P
価格 0 円
ページ数 8 ページ
初版 2014年8月
形式 コピー本、表紙カラー、本文白黒
目次
ごあいさつ
挑戦の過程
iPhoneでFLASH
方法
さいごに

『NANAKA+Inside PRESS vol.6』

 東京メトロのオープンデータを活用する「メトロパイパー男」他4件、8ページのミニ冊子付き。

 巻頭は「メトロパイパー男」ということで、POSIX原理主義のシェルショッカーが、シェルスクリプトとUNIX標準コマンド群だけ(ただし、curlを除く)で実現する、東京メトロのAPI利用のお話。

(※POSIX:各種UNIX OSを始めとする異なるOSで、移植性の高いアプリケーションソフトウェアの開発を容易にするためのアプリケーションインターフェース規格)。

 個人的には、2番目の記事である、電子ペーパーのスマートウォッチ「Pebble」の解説を読んで、「Pebble」が欲しくなりました。というわけで、海外通販で注文しました。調べてみると、100ドルで送料無料でしたので。また、ちょうど、時計が壊れていましたので。

 また、4番目の記事では、Hadoop界隈の動きが丁寧に解説されており、興味深かったです。最後のiBeaconを3つ使い、屋内測位を行う実験は、楽しそうでした。

表紙
表紙
本の情報
本の名前 NANAKA+Inside PRESS vol.6
配置スペース 火 西い-33a
販売サークル 松浦リッチ研究所 サイト Twitter
発行サークル 第7開発セクション サイト
著者 @richmikan/@Bob_Mk2/@hinsitukodan/@neishan/@saiten
価格 700 円
ページ数 44 ページ
初版 2014年12月30日
形式 オンデマンド、表紙白黒、本文白黒
目次
メトロパイパー男~東京メトロのパイプをパイプで覗け
スマートウォッチPebble入門
そうだったのか! 炎上について学びましょう
Hadoop界隈が何を言っているかわからない件
iBeaconで簡単屋内測位
付録:組版についての小冊子

次のページ
『携帯・スマホのカメラとその活きた使い方 改訂増補版』

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この記事の著者

柳井 政和(ヤナイ マサカズ)

クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。 

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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