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あらゆるソフトウェア開発者のサポートを目指す開発ツール「Visual Studio 2015」特集(AD)

マイクロソフトのクロスプラットフォーム対応新コーディングツール「Visual Studio Code」

あらゆるソフトウェア開発者のサポートを目指す開発ツール「Visual Studio 2015」特集 第1回

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Gitリポジトリとの連携

 Visual Studio Codeはバージョン管理システムGitに対応しており、リポジトリの作成やコミットなどの操作をGUIで行うことができます。ただしGitそのものはVisual Studio Codeに含まれないため、事前にGit単体を別途インストールしておく必要があります。

 Gitリポジトリがまだ作成されていない場合は、画面左側のGitアイコンを選択して「Initialize git repository」をクリックするとGitリポジトリが作成されます。

図18 Gitリポジトリを作成
図18 Gitリポジトリを作成

 リポジトリ作成後、コミットメッセージを入力してCommit All(チェックマークのボタン)を押すと、フォルダ内のすべてのファイルがリポジトリに追加されます。

図19 Gitリポジトリにファイルをコミット
図19 Gitリポジトリにファイルをコミット

 リポジトリに追加されたファイルが変更されるごとに、画面左のGitアイコンに変更ファイル数が表示されます。ファイル差分の確認や変更の取り消し、Stage(特定の変更のみを次回コミットに含めるよう予約)の操作が可能です。

図20 変更ファイルの差分表示ができる
図20 変更ファイルの差分表示ができる

 なお、Gitに関するすべての操作がVisual Studio Codeの画面から行えるわけではなく、ローカルのリポジトリをリモートリポジトリ(GitHubやVisual Studio OnlineのGitリポジトリなど)に反映する操作や、リモートリポジトリをローカルリポジトリにチェックアウトする操作などはGitのコマンドを用いて手動で行うことになります。リモートリポジトリからローカルリポジトリにチェックアウトしたプロジェクトフォルダをVisual Studio Codeで開いて、Gitのプルやプッシュの操作を行うことは可能です。

図21 「…」メニューからGitのプルやプッシュを行える
図21 「…」メニューからGitのプルやプッシュを行える

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト  吉川 英一(ヨシカワ エイイチ)

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

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