Open Space
広報担当保坂です。Open Spaceでは、以下の画像のようなホワイトボードを用意し、参加者がテーマ・内容を書き込み、自由に部屋を使えるようにしました。
どのように使われたか
当日、Open Spaceのホワイトボードに書き込まれたのは、以下のようなセッションでした。
- 北神さんによるDesign Doc
- 松尾さんによるGoole App Engine
- @aodagさんによるWSGI
どのセッションも、Open Spaceということもあり参加者があまり多すぎず、発表者への質問がしやすい雰囲気であったため、随所で質問があがりつつ進められてれていました。
また、Open Space参加者以外でも、部屋の机と椅子と電源を使うために集まっていた人も多かったように思います。そういった人が集まる場であるならば、Open Spaceの部屋として使いつつも、たまり場として提供することで「出会い系」として意味のある場になるような仕組みを提供できると良いのかもしれません。
今回は通常のセッションと平行しているためOpen Spaceの時間をあまり多く用意できませんでしたが、今後はOpen Spaceのみの時間帯を作って、より規模を大きくしたいと思っています。
Office Hour
Office Hour担当の杵淵です。Office Hourは「Pythonのすごい人と気軽に話せる」というコンセプトで開催しました。
会場の廊下の一角にホワイトボードと長机を設置し、お菓子と飲み物を楽しみながら講師役の人と談笑できる席を設けました。
あるテーマでは活発な意見交換が行われたり、他のテーマではHack-a-thonが開始されたり、貴重な出会いの場として活用されていて30分という枠では足りないくらいでした。Office HourスペシャルゲストのGuidoの回では質問者がほぼ絶えることなく、ビデオチャットの画面の後ろに質問者が列を作っていました。
セッションの発表者やエキスパートPythonプログラミングの翻訳者がいる回では人が来ていた反面、人があまり来ない回もあり質問に来ること自体のハードルの高さを感じました。Office Hourに参加するにはメインのセッションに参加せずOffice Hourの場所に来ないといけないというのも、参加するデメリットとして大きなものだと思います。
この成果と反省を踏まえて、次回のPyCon JPでもOffice Hourを開催していきたいと思います。そこでも今回と同じように出会いを大事にし、PyCon JPに来てくれた人達に貴重なコミュニケーションの機会を提供していきます。