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DelphiアプリケーションをWindows 10対応したついでにiOSとAndroidにも対応してみた

最新のマルチデバイス開発環境で、Windows 10とモバイルデバイスの双方に対応したアプリケーションを構築

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TSplitViewでハンバーガーメニューを実装する

TSplitView

 TSplitViewは、ウィンドウの左(あるいは右)からにょろっと出てくるパネルです。つまり、表示/非表示の切り替え時にアニメーションしてくれる四角形です。メニューは、TSplitViewの上に自分で配置しなければなりません。

 サンプルによると、TCategoryButtonsを使うことで、複数メニューをアイコンといっしょに表示できます。とはいえ、TSplitViewはパネルの一種なので、UXを混乱させないのであれば、別にどんなコンポーネントを置いても構わないでしょう。

 いろいろなコンポーネントが関連してくるので、関係図をまとめてみました。

図7 TCategoryButtonsでメニューを作るために使うコンポーネント

 メニューの動作は、以前のアプリケーションで定義していたものをそのまま使いますので、ここでは特に触れません。

ハンバーガーアイコンにメニュー表示/非表示を実装

 さて、いよいよハンバーガーアイコンの機能を実装します。先ほど配置したTImageのOnClickイベントを以下のように記述します。

procedure TAlbum.Image1Click(Sender: TObject);
begin
  if SplitView1.Opened then
    SplitView1.Close
  else
    SplitView1.Open;
end;

 これでアプリケーションを実行すれば、ハンバーガーメニューの動作を確認できます。TSplitViewのDisplayModeプロパティを変更すると、メニューをオーバーレイ(svmOverlay)にしたり、パネルをスライドさせて表示(svmDocked)させたりするように設定できます。

図8 ハンバーガーメニューを追加したアルバムアプリ

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