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「PyCon APAC 2013 in Japan」レポート

PyCon APAC 2013 in Japanレポート
~第1回 基調講演とプログラムについて

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プログラムについて

 引き続きプログラムも担当していた畠です。

 今年は去年に続いて2年目のプログラム担当でした。

 今年もCall for Proposal(演題の募集)で応募いただいた発表の選考、タイムテーブルの作成と当日のプログラムに関わることは一通り行いました。

 APACということで英語のトラックを増やした結果英語の応募も多く、インターナショナルカンファレンスとして素晴らしいものになったのではないかと思います。応募してくださった皆様ありがとうございました。

 ただその弊害か、応募したけど来日を取りやめてしまった方が何人かいたり、当日体調を崩してしまった方がいたりとプログラムに穴が開かないかと当日まであたふたしていましたが、急遽発表をお願いして快く引き受けてくださった皆様のお陰でなんとか穴を開けずに2日間を終えることができました。

 昨年までは採用した方が全員当日に来て発表してくれていたので、このような場合をまったく想定していませんでしたが、来年以降は今年の教訓を踏まえて同じようなことにならないようにしたいと思います。

当日の様子

 当日の様子については川田がお伝えします。

 当日は、基調講演の時間を除き、英語2トラック、日本語2トラックの合計4トラック(部屋)に分けてセッションが行われました。セッションの時間は、50分のものがほとんどで、一部30分のショートセッションがありました。

 各部屋とも賑わっていたようで、一部立ち見の出るセッションも出てしまいました。

 質疑応答も活発に行われていたようで、早めにセッションが終了しても、時間いっぱいまで質疑応答が行われる物が多かったです。

 それだけに、参加者も目的のセッションに興味津々で聞いている方が多い感じがしました。

 また、興味のあるセッションが定まらなくても、プログラムに初心者向け・中級者向けなどの対象が書かれていたことで、これを目当てにセッションを回っていた参加者も多く見受けられました。

 内容的には、Webやクラウドが関連するセッションはやはり人気が高く、それ以外にも科学とPythonというセッションに多くの人が入っていたのが、個人的には印象的です。

 運営側の視点から見ると、セッションの間の休憩時間も10分あったので、教室間の移動も円滑に行われていたように思います。

 スピーカーの方限定で用意したオレンジ色のスピーカーTシャツは、今年もやはりスピーカーの方に人気だったようで、セッション中に着用していただいた方もいました。去年のスピーカーTシャツを着用して来場していた方もいました。

 今年も、もし見逃したセッションがある・参加できなかったという方向けに、YouTubeでセッションの映像が配信されています。

 ただ、この映像の録画・配信で一部不調があったのが、残念な点です。当日、ストリーミング配信できなかったものは、録画でアップロードされています。

 しかしながら、映像配信があるとは言え、実際の臨場感や質問できるのは、来場者ならではの特権です。今年参加できなかった方も、来年のPyCon JPのご来場をお待ちしています!

まとめと次回

 広報の筒井です。今回は、基調講演とプログラムについて紹介しました。次回はプログラム以外の要素について紹介します。今回は、さまざまな企画を用意しましたが、裏側では何が行われていたのでしょうか?

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この記事の著者

寺田 学(テラダ マナブ)

一般社団法人PyCon JP 代表理事。Plone Foundation Ambassador。株式会社CMSコミュニケーションズ 代表。NVDA日本語チーム 監査。Zope/Ploneの専門家として,大学系・公共系などのCMSコンサルティングや構築を手がけている。PyCon JPには、初回からスタッフとして活動。他のOSS活動も行っている。開発者してはPloneコアコミッターとして,Ploneの開発にも携わっている。Tw...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

畠 弥峰(ハタ ヒロタカ)

PyCon JP 2016 チュートリアル担当。 Webアプリケーションを中心に10年近くPythonで仕事をしている。PyCon JPには2011年からスタッフとして活動。 Twitter: @flag_boy

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筒井 隆次(ツツイ リュウジ)

本業はWebエンジニア。メイン言語はJava、PHP、Python。Pythonを学んだのは2011年ごろで、Python歴はまだ浅いのですが、書きやすさから今では一番お気に入りの言語になりました。最近、仕事でも念願のPython(Django)デビューができました(PyCon JPスタッフ活動のおかげかも?)。Twitter: @ryu22e Blog: ryu22eBlog

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

竹内 陽児(タケウチ ヨウジ)

元々は半導体設計が本職で、ソフトウエア開発は趣味でした。Pythonコミュニティの縁で一昨年転職し、現在はPerlの会社でJavaScriptとC++のコードを書いています。最近は趣味で電子工作(Bluetooth Low Energy)をやっています。Twitter: @ytakeuch ブログ: 人は歴史を創り出し、人は歴史を語り継ぐ

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川田 裕貴(カワタ ヒロタカ)

 PyCon JP 2015 ではプログラムチームに所属。筑波大学 システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻に所属する大学院生。普段は、Python とはかけ離れた OS などハードウェアとソフトウェアの間に生息する、低レイヤなソフトウェア屋をしている。Python は、趣味のプログラミン...

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https://codezine.jp/article/detail/7428 2013/10/08 14:00

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