「クラウド」に関する記事
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2018/05/23
クラウド・ネイティブのお作法(2)「リトライ」~効率的なリトライ手法「Exponential Backoff and jitter」とは何か
こんにちは。アマゾンウェブサービス クラウドサポートエンジニアの小武です。Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon Redshiftなどのサービスの他、AWSの内部を支える裏側の技術に日々Dive Deepしています。本連載ではAWSサポートのエンジニアがそれぞれ「今一番AWSユーザーに伝えたいこと」を連載の形でお届けしています。
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2018/04/26
エンタープライズのモバイルアプリ開発に、フルスタックの機能を提供する――「MobileSUITE」と「Monaca」が生むシナジー
スマートデバイスの普及により、エンドユーザーとのタッチポイントにおいてモバイル対応の必要性が高まってきた。この流れは、コンシューマー向けアプリはもちろん、WebブラウザやデスクトップPCでの動作が中心だった企業向け業務アプリにも広がっている。また、ソフトウェア開発に求められるライフサイクルも早くなっている。その状況において「どうすればスピーディーにモバイルアプリを開発できるか」の答えを多くの方が求めている。その最適解となり得るのが、富士通株式会社とアシアル株式会社の協業により実現した「Mobi...
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2018/02/13
技術選定にコストをかけるのは意味がない? 及川卓也氏とIBM大西彰氏が語る「クラウドはまず使ってみる」ことの大切さ
IBMの競合を含む、さまざまなIT企業で経験を積んできた及川卓也氏と大西彰氏。大西氏は2017年10月より日本アイ・ビー・エムでデベロッパー・アドボケイトのリーダーとして活動している。一方の及川氏も昨年6月に独立。現在はフリーランスとしてさまざまな企業の製品・技術戦略などの支援を行っている。その一貫でIBM Cloudにも注目し、エンジニアへ向けて魅力を伝えているという。及川氏、大西氏の2人はどんなキャリアを築いてきたのか。そして、クラウドを筆頭に目まぐるしく登場するテクノロジーをいかに選択・...
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2018/01/16
「Connect(); Japan 2017」で紹介されたマイクロソフト最新の開発エクスペリエンス
最新の開発エクスペリエンスを紹介する米マイクロソフト主催のイベント「Connect();」。そこで発表された内容を解説するイベント「Connect(); Japan 2017」が11月17日、東京ミッドタウンホールで開催された。Connect(); Japanではキーノートの前に、「統計学が最強の学問である」の著者であり、データビークル 取締役副社長の西内啓氏が特別講演を行った。西内氏の特別講演と、日本マイクロソフト デプロイ王子の廣瀬一海氏とテクニカルエバンジェリストの井上大輔氏によるキーノ...
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2018/01/10
ActiveReports on Azureで帳票を適材適所で利用する
最近は、社内業務アプリなどはイントラネット上のWebアプリとして構築されるケースが年々増えています。しかしながらWebアプリ化してもどうしても帳票を印刷する必要が生じる場合があります。例えば経費精算で領収書を添付するような場合、Webアプリ上で経費入力して申請番号などが確定したときに、あらかじめ用意しておいた紙帳票に申請番号を転記して領収書を貼り付けて上司に提出、というのでは事務作業の効率化にはなりません。
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2017/11/13
開発者向け新クラウド「CloudGarage」はなぜ定額型なのか――コンテナ管理ツールRancherとの組み合わせで実現するマイクロサービス時代のインフラ
2017年7月、NHNテコラス株式会社が提供を開始したCloudGarageは、開発者向けの定額型パブリッククラウド。定額で複数のインスタンスを簡単に生成・削除できることから、ソフトウェア開発者がインフラの新しい技術に対して自由に試行錯誤する場として適していると言えるでしょう。本稿では、CloudGarage事業を立ち上げたNHNテコラス株式会社の角 俊和氏、Rancherを日本で展開するRancher Labsの新藤洋介氏に、現在普及が進んでいるコンテナ利用の意義、簡単な操作でコンテナオーケ...
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2017/11/01
大規模解析サービスのためのデータベース構成 ~BigTable/BigQueryの弱点をどう補うか?
大規模なデータを扱う解析サービスにおいて、データベースの性質の理解や選定、配置、活用方法などはクリティカルな問題であり、サービスとして大きく差をつくる要素にもなります。本稿では考慮すべきデータベースの性質の違いから始め、解析サービスにおける考え方や活用のテクニック、構成方法について紹介したいと思います。
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2017/10/12
クラウド・ネイティブのお作法(1)「非同期処理」~24時間365日ダウンタイムがゼロのシステムのために必要なこと
こんにちは。アマゾンウェブサービス クラウドサポートエンジニアの小武です。Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon Redshiftなどのサービスの他、AWSを支える裏側の技術にとても興味があり、日々Dive Deepしています。本連載ではAWSサポートのエンジニアがそれぞれ「今一番AWSユーザーに伝えたいこと」を連載の形でお届けしています。
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2017/10/11
AWSサーバレスアーキテクチャでSPAを実装する(1)~SSLを経由してブラウザからLambda APIへアクセスするまでの下準備
本連載では、AWSを利用したSPA(Single Page Application)の開発を通じて、サーバレスアーキテクチャの考え方を知っていただき、Webアプリケーションとして作成していく際にどのような構成を取ればよいのか、開発環境やテストなどはどのように行えばよいか、実際のコードを交えながら解説していきます。今回からは、JavaScriptのブラウザ向けフレームワークにAngularを使い、AWSのサーバレスアーキテクチャ向けに用意された各種機能を使いながら、簡単な掲示板を作ることをゴール...
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2017/08/10
サーバレスアーキテクチャとは何か?~AWS LambdaとAPI Gatewayによる簡単なAPIの実装を試す
サーバレスアーキテクチャという単語はバズワード化していますが、単語そのものが一人歩きしており、実際に使ってみようとなるとAWS Lambdaを少し触ってみた程度、という方が多いのではないでしょうか? 本連載では、AWSを利用したSPA (Single Page Application)の開発を通じて、サーバレスアーキテクチャの考え方を知っていただき、Webアプリケーションとして作成していく際にどのような構成を取ればよいのか、開発環境やテストなどはどのように行えばよいか、実際のコードを交えながら...
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2017/07/28
アクセス急増にもコマンド一発で対応! Herokuで手に入れるアプリケーションの拡張性
サービスが好評で利用者が増加し、利用者に快適な利用体験を継続して提供するために、アプリケーションの性能を拡張する(キャパシティを増やす)必要が出てきた場合、どう対処すればよいでしょうか? 今回はアプリケーションの性能面での拡張性をテーマに、その考え方と対応するHerokuの機能(Dynoのスケーリング)について解説します。
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2017/07/20
モダンなアプリケーション設計や運用を助けるHerokuの追加機能
ここまでの連載では、Herokuの開発時に便利な機能やセキュリティ関連のトピックを中心にご紹介してきました。今回は、より柔軟なアプリケーション設計を可能にしたり、リリース後の運用を楽にする機能をご紹介します。
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2017/07/04
選ぶだけでアプリケーションに機能が追加できる「Herokuアドオン」の使い方
HerokuはDevOpsやチーム開発を推進するさまざまな機能があり、開発の効率を一層高めることができますが、もちろん運用フェーズや他システムとのインテグレーションなどにおいても優れた機能を多数提供しています。今回は「Heroku Add-ons」(以下アドオン)を使って、アプリケーションを機能強化する方法について説明します。
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2017/06/22
Herokuの運用とセキュリティ~HerokuでSSL証明書の自動化とPrivate Spacesでセキュリティを強化しよう
Herokuは前稿のようにDevOpsやチーム開発を推進するさまざまな機能があり、開発の効率を一層高めることができますが、もちろん運用フェーズや他システムとのインテグレーションなどにおいても優れた機能を多数提供しています。今回より3回に分けて、Herokuを使ったアプリケーションの運用に便利な「セキュリティ」「機能強化(アドオン)」「モニタリング」についての機能を簡単に紹介します。今回は、Herokuのセキュリティに関する機能である「Automated Certificate Manageme...
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2017/06/13
Herokuとチーム開発のおいしいレシピ~HerokuとGitHubを連携してCI/CDを実現する
前回、HerokuとDevOpsのおいしい関係性について述べました。Herokuの持つ機能の先進性と開発の有用性をご理解いただけたのではないでしょうか。今回は、実際にチームで開発を行う場合に考慮するポイントを説明し、Herokuの持つパイプライン機能(Heroku Pipelines)を軸に、GitHubと連携したチーム開発の方法について説明します。では、Herokuとチーム開発のおいしいレシピをご紹介しましょう。
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2017/06/09
Google Cloud Platformの世界観を伝える実用的な入門書ができた――中井悦司&阿佐志保インタビュー
技術を根本から理解して使いこなす面白さや喜びを伝えたい――そう語るのは『プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門』の著者、中井悦司さんです。また、共著者の阿佐志保さんは「クラウドサービスの利用はこれからのエンジニアの必須スキル」と言います。本書刊行に際し、お二人に読みどころやGCPについてうかがいました。
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2017/06/02
プログラマが今からGoogle Cloud Platformを使いこなすには? 第一線に立つ著者による入門書刊行
翔泳社では6月5日(月)に『プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門』を刊行します。これからGCPの利用を検討しているプログラマが、インフラ技術の基礎知識から学べる本書。GCPで提供される主要なサービスの機能と特徴はもちろん、これらのサービスをどのように組み合わせるかというアーキテクチャの考え方、具体的な環境構築の手順も理解できるようになります。
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2017/05/31
HerokuとDevOpsのおいしい関係~DevOpsを実現するためのHerokuの機能紹介
クラウドの普及やトレンドの絶え間ない変化によって、昨今のソフトウェア開発では柔軟性・信頼性・スピードなど非常に多くの厳しい要件が求められています。本連載では、セールスフォース・ドットコムの提供するPaaSであるHerokuを題材に、どのようにすると効率的にソフトウェア開発および運用が実現できるかについてご紹介します。
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2017/05/10
業務の50%以上を技術普及に使えるメンバーも!? 技術が集まってくる環境づくりを、ソウゾウ 鶴岡達也さんに聞く
メルカリグループのソウゾウにて「メルカリ アッテ」の技術選定・開発・運用を担当ののち、開発チームのマネジメントに取り組んでいる鶴岡達也さん。これまでのインタビューでは、メルカリ日本版はさくらインターネットの専用サーバ、US版ではAWS、そしてメルカリ アッテでGoogle Cloud Platform(GCP)と、アプリの要件や開発スタート時の状況に応じて異なるインフラを選択してきたことが語られた。後編では、こうした複数の技術を使い、GCPの経験が浅いエンジニアを育成してきた立場から、新しい技...
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2017/05/08
「メルカリ アッテ」でなぜGCPが採用されたのか? ソウゾウ 鶴岡達也さんに聞く
2016年11月に東京リージョンが発表され、開発者にとって検討すべきインフラの一つとなったGoogle Cloud Platform(GCP)。メルカリでは、2015年10月頃よりこのGCPに注目し、2016年3月にリリースされたメルカリの新アプリ「メルカリ アッテ」のインフラとして採用している。メルカリの開発を初期から支え、「メルカリ アッテ」の技術選定に取り組んだ、ソウゾウ 鶴岡達也さんへのインタビュー中編では、新アプリ「メルカリ アッテ」のインフラとしてGCPを選んだ理由について聞いた。...